BSB開幕前からこんなニュースが出ておりますが…
『清成龍一、BSB:踏ん張る!踏ん張る!踏ん張る…』
★清成龍一がモトGPにデビューしたのは2003年と昔のこと。不幸にして亡くなった加藤大二郎の後任として、セテ・ジベルナウのチームメイトに抜擢され、経験不足の中、平凡ではあったが避けては通れないモトGPデビューを果たした。その後、ブリティッシュ・スーパーバイクで2タイトル獲得、鈴鹿8耐の勝利をCBR1000RRで制覇。チーム・テンケイトから参戦したスーパーバイク世界選手権は、ツキに恵まれたものではなかった(良い結果を出しはしたが…)。
★清成選手とホンダの絆を思えば、チーム・グレジーニからモトGPに復帰し、『プロダクション・レーサー』の2014年デビューに向け開発を進めていく運命だったのかもしれない。結局はそうはならなかったのだが…ただ、来年に向け彼の名前は記憶しておくべし。
日本人ライダー30歳。チーム・サムスン・ホンダからブリティッシュ・スーパーバイクに参戦。今年は4月7日、ブランズ・ハッチで開幕する。
★スネッテルトンで行なわれたBSB公式テストで、清成選手が見事なロデオを行なった(写真)。マシンから降りおとされそうになりながら、両足がマシンの片側に寄ってしまう様な酷いハイサイドから立ち直おった。1985年、ミザノでランディ・マモラが演じた綱渡りを彷彿させる。
★清成龍一コメント
「午前中は調子が良かったです。午後はハイサイドにやられてしまって、もう少しで転倒するところでした。一瞬の出来事で、完全にシートから落ちてしまったけど、最後は何とか持ちこたえる事が出来ました、非常に幸運でした。その時は『クソッ!』と思いましたが、その後は走る事が出来ました。」
(日本語翻訳:moku / 伊語記事:2013年03月23日 Moto.it記事より抜粋)
清成選手ご本人ブログでは「ダサいな~~」と言っておりますが、こちらイタリアでは「スペッタ~~コロ!!」と絶賛です。
2014年のグレジーニの件は、昨年から噂されておりましたが、その後、話が進展しているかどうかは怪しいのですが……まあ楽しみな話ではあります。