MotoGP

ホルヘ・ロレンソ『かつてロッシと敵ではなかった、現在、友人でもない』

モトGP『ロレンソ:ロッシと友達になる事はない』

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★先のカタール開幕戦から数日後、ホルヘ・ロレンソが、現在のチームメイトであるヴァレンティーノ・ロッシとの関係について、また、自身の将来について語った。
「【ロッシ選手との関係について】2人とも成長し、数年前に比べ、確実に互いに大人になりました。今は一緒に作業を進め、チームも組める…ただ、『友情』と言う言葉は少しキツいですね。僕は『ぼかし』が好きなんで、グレーと言うのは有りですね。ヴァレンティーノと僕は、かつて敵同士ではなかったし、現在、友人でもありません。僕ら2人ともコンペティティヴなライダーで、とにかく勝ちたいタイプである事を思えば、多分、友達になるなんてあり得ないんじゃないかな…少なくとも2輪レースをやっているうちはね。だからって、敬意の念を欠くとか相手を評価しないと言うわけじゃない。多分、以前は互いにプライドやエゴなんかが強過ぎたんじゃないかな。今は互いに敬意を抱き、評価し合ってる事は誰の目から見ても明らかだから。

【マシン/チーム/ライダーでは何が一番重要?】それぞれ均等に3割りずつと言っても大げさではないでしょ。もはや2輪レースのパフォーマンスと言うのは、あまりにも多くの要素から成ってますから。マシンやメカニックがそれぞれの役割を果たしても、僕がミスったらそれも一瞬の内に台無しになってしまう。ミスを犯す可能性が一番あるのは僕だから…レースに向けやる気をみなぎらせ、集中し、体調を万全にしておくには何でもやらなければね。2輪レーサーの毎日のフィジカルトレーニングなんて大したことないって思われてるけど、筋力はかなり使いますからね…心身どちらかに少しウェイトがかかるだけで、マシンの馬力が確実に幾分落ちるんですよ。最近は、もうディスコにも行かないですね。パーティーは頻繁にあるけど、まずは仕事の事を優先的に考えるし。彼女はいないんですが、作らないようにしてるわけでもないし、面倒だからと言うわけでもない。美人の恋人を見つけられたら良いですよね。多分、こう言う仕事をしてるせいもあるし、それに時間が取られてるせいもあるでしょ…僕は甚だしいほどの完璧主義者なもんだから、良いチャンスに恵まれないんですよ。まぁ、今後ね…。

【もう少し年を取ったら、彼女ができて、そしてSBKで走ってたりする?】絶対にないなんて事は言えませんね。可能性は豊富にあるし、このスポーツは僕の全てで、情熱を注いでますから。何でも有りですよ。将来的にわくわくするような…情熱を注いだ分だけ手応えがあるようなプロジェクトなら何でも、実現する可能性はありますよ。」

[日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Eurosport.yahoo.com 2013年04月10日記事より抜粋]

さて、ロレンソ選手の友達と言えば、モト2クラスに伊チーム『フォワード・レーシング』から参戦しているリッキー・カルドゥス選手が有名ですが…
そのせいもあってか、去年のモンツァラリーにもロレンソ選手が同チームから参戦しとりましたね。
おっ、やはりカルドゥス選手がチームメイトのシモーネ・コルシ選手を交えて珍しい3ショット写真をあげとりますな。


《ロレンソ、コルシと一緒にリラックス・ブレックファースト》



え〜と、ロレンソ選手がロッシ選手との関係について触れた別インタビュー記事がもう1本出とります。

モトGP『ロレンソ:僕とロッシはセナとプロストのようなもの』

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★先のカタール開幕戦で優勝したホルヘ・ロレンソが、イメージキャラクターを務める『Sector No Limits』のプロモーションでミラノを訪れた。

★ロレンソ選手が『SportMediaset』に次のようにコメント。
「この間の日曜日、最強であることを証明したけど、でも、まだ1戦だから。この先のタイトル争いに向け、なんら有利になったわけじゃない。
僕にとって最高のシチュエーションは、(ロッシ選手と)2人で最後までタイトル争いができることなんだけど…ただ、マルケスやペドロサも居るから、そうは行かないでしょうね。彼ら2人とも凄い才能があって、非常に強いマシンに乗ってるんだし。だから、彼らも一緒にって事になるでしょう。」

★ロレンソ選手が『La Repubblica』に次のようにコメント。
「僕らコンビは2人とも非常に強くて、強いて例えるならマクラーレンのセナとプロストのようなものでしょ。彼らとの違いは…彼らには他にライバルがいなかった…マシンも才能も他の選手らを上回っていたって事でしょ。僕らにはペドロサやマルケスがいるから。
今年はストーナーがいないけどマルケスがいるしね。彼もライダーとして脅威ですよね…才能も凄いし、向上心がとてつもない。カタール戦では3位だったけど、オースティンでは優勝もあるんじゃないですか。
【オースティン戦に向けて】現段階では、ヤマハの昔ながらの問題点ってとこでしょう。うちのエンジンは極めて強力とは言えない…うちの強味はハードブレーキングとコーナー旋回だから。オースティンのような長いストレートとコーナー盛りだくさんで、ほとんど停止状態から再スタートを繰り返さなければならないコースは、厄介なんですよ。レースではもっと気温も上がって、コース上のタイヤかすも増えるでしょ…だから、状況は変わって来るかもしれませんけどね。」

[日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Omnicorse.it 2013年04月12日記事より抜粋]



アイルトン・セナと言えば…
Ducati Web Point』からドゥカティに乗ってる写真が出てましたが…

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おっ、映像まであるじゃないですか!
あら、やだ…映画の1シーンみたいだわ。


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