『BMWチャズ・デービスが風洞テスト』
SBK次回のレース開催地は高速サーキットで有名なイタリアのモンツァ。このため、BMW1000RRを操るチャズ・デービスがエアロダイナミックの見地から、RR機のライディングポジション最適化を試験した。昨年、チームメートのマルコ・メランドリが同機初年度と言うことで同じ試験を行っている。速度240 km/hまで上げられる中、低エアロダイナミック抵抗が試され、チャズ選手は各種ライディングポジションをテストした。
チャズ・デービス、コメント
「今日の午後のテストは非常に興味深いものでした。コースでのテストでは新しいコンポーネントや様々なセッティングを試すけど、自分の身体については作業しませんから。一定の条件でライディングポジションやマシンの動き、肘や肩のポジションをテストし、データを見ながら何が起きているかを検証するのは非常に素晴らしい経験でした。より速く走るにはコーナー出口でもっと早くにカウルと一体化し、エアロダイナミック抵抗を抑え…それで直線がより速く走れる事を学びました。次戦からどれだけ改善していけるかが分かったのは貴重でした。特にモンツァは各ラップのエアロダイナミック効率が重要になるし、スロットルは開けっ放しで…こんなサーキットは他にありませんね。最適なライディングポジションのおかげで、直線ではBMWエンジンの力を出し切れると思います。」
(Source:2013年04月30日 Motosprint記事より抜粋)