モトGP『ムジェッロFP4・予選1・2の経緯』
FP4:気温が上昇し、路面温度はほぼ40度。4位ヴァレンティーノ・ロッシがチームメイトのロレンソ選手とは異なり、フロントタイヤにハードを選択。相変わらずT4区間が課題で、0.3秒ロスしている。
FP4:マルク・マルケスは昨日のサン・ドナートコーナーでの転倒が影響しており、同コーナーで大回りを繰り返し、7位(+0.924)。CRT首位は相変わらずアレイシ・エスパルガロで12位(+1.687)。それに続くはアンドレア・イアンノーネ(+1.788)。
予選1:マルク・マルケスが1分48秒524で首位タイム。同タイムをフリープラクティス1〜3で出していたなら、5位で予選2に直接進出できていただろう。ブラッドリー・スミスも手負いながら2位(+0.336)で予選2へ進出。アンドレア・イアンノーネ3位(+0.741)で、予選2に進出ならず。
★予選2:予選2では終始ホルヘ・ロレンソが首位を走り続ける中、最後の最後にダニ・ペドロサ1分47秒157でPPを獲得。
ペドロサ選手のコメント。
「序盤、渋滞にあってしまって…僕の後ろにどっさり貼り付いてたんですよ。ドヴィツィオーゾが3周連続、僕の後ろに付いて走ってました。タイヤ温度を保つのも、集中力を保つのも難しかったです。PPスタートもポジティブな事だけど…去年のタイムを更新できるとは思わなかったですね。」
ロレンソ選手のコメント。
「ここまでは順調ですね。PPになりたかったけど、ダニ(ペドロサ)があんな周回をするとは思ってもいなかった。僕の走りだってほぼ完璧だったんですが、でも、充分ではなかったですね。このままの天候で行ってくれるなら、レースに向けてのペースも上々です。」
★予選2:アンドレア・ドヴィツィオーゾが3位で、昨日の転倒により肉体的には絶好調ではなかったものの今シーズン連続2回目のファーストロー獲得。イタリア勢ではトップタイム。
パルク・フェルメでペドロサ選手と話し合ったドヴィツィオーゾ選手のコメント。
「高速ライダーと言うのは妨害されたがらないものだけど、僕がしたのはそう言う事じゃないですから。この3位を獲得するには、誰かの後ろに付いていかなければならなかった。金曜日に転倒しながら、ここでファーストローになるのは素晴らしいですね。」
★予選2:ヴァレンティーノ・ロッシはまたもやラップパフォーマンスを短時間で上げられず、7位。
★予選2:4位カル・クラッチローはサン・ロレンツォコーナーで転倒。ペドロサ選手が今シーズン初のPPと、同コースのベストラップを獲得。
(Source:2013年06月01日Gpone記事より抜粋)
モト2『ムジェッロ予選の経緯』
★首位はスコット・レディングの1分52秒958。2位タカアキ・ナカガミ(+0.165)、3位マルセル・シュロッター(+0.263)。
★FP3が好調だったラバト/エスパルガロ組は、それぞれ6位(+0.425)、10位(+0.720)で、ラスト数分は渋滞に悩まされてもいた。
★マッティア・パジーニはチェッカーフラッグ寸前のラストチャンスに挑んだものの、ボルゴ・サン・ロレンツォコーナーで転倒。
★相変わらずカレックス機の天下で、上位10位以内に6機入っている。
(Source:2013年06月01日Gpone記事より抜粋)
モト3『ムジェッロ予選の経緯』
★ジョナス・フォルガーがマーヴェリック・ヴィニャーレスの後を付き走り、1分57秒603で首位で今シーズン初のPPを獲得。2位ヴィニャーレス選手(+0.066)は、唯一人、平均1分58秒と言う好ペースで走行。
★ホンダ/FTR機の首位はジャック・ミラーの4位(+0.010)。
★イタリア勢トップはニッコロー・アントネッリの7位(+1.121)。ロマーノ・フェナーティ(20位、+2.445)は今回のムジェッロ戦のために車台にモディファイを施していたものの、トップ10入りならず。
(Source:2013年06月01日Gpone記事より抜粋)