『レース1リザルト』
レース1
マルコ・メランドリ(BMW)が見応えあるレースで優勝に返り咲く。2位のシルバンギュントーリ(アプリリア)とは僅か0.07秒差であった。メランドリ選手は予選不調でセコンドローからのスタートながら優勝。レース2のパフォーマンスに期待しつつ結果良好となりそうな気配。タイトル戦線からの離脱感は否めないが勝負は決まった訳ではなく、ポイント挽回し、チームに好結果をもたらすべく尽力すべし。
PP獲得のトム・サイクス(カワサキ)は、独走逃げ切りを果たせず。最後はトップの2選手(メランドリ/ギュントーリ)に引き離されレース終了。表彰台と、総合首位シルバン・ギュントーリ(アプリリリア)を攻めるべく貴重な得点は手に入れた。レース2は非常に重要。
ユージーン・ラバティ(アプリリリア)がレース開始から有利に立ち、差を広げていた所でリタイア。ダビデ・ジュリアーノ(アプリリリア)、ジョナサン・レイ/レオン・ハスラム(ホンダ)もリタイア。ハスラム選手は未だ怪我の回復が芳しくない模様。
『レース2リザルト』
レース2
ユージーン・ラバティ(アプリリリア)がライバルを大きく引き離し優勝し、予選からレース1と終始好調。総合2位のトム・サイクス(カワサキ)に11ポイント離されているものの、今回の25ポイント獲得は非常に重要であった。
サイクス選手がコース侵入ラップで転倒、ピットスタートとなった。メカニックが必死の作業に当たったが調整し切れず、再びピットへ。調整が整った際には時すでに遅く、結局、リタイア。
シルバン・ギュントーリ(アプリリリア)が順風満帆で、本日2度目の2位を獲得する。総合順位でライバル達を引き離し、サイクス選手と僅か4ポイント差だった状況から脱した。
ジョナサン・レイ(ホンダ)表彰台3位でレースを終える。後続のロリス・バズ(カワサキ)、チャズ・デービス(BMW)、カルロス・チェカ(ドゥカティ)のグループに10秒の差を付けた。
マルコメランドリ(BMW)はレース1の勝利を続けられず、多数の技術トラブルは不可解なタイヤのタレと関連している。同問題は1ラップ目に発生し、レース終盤まで引きずることとなり12位まで後退。
レオン・ハスラム(ホンダ)は激しい痛みにより欠場。
『チャンピオンシップ』
(Source:レース1、レース22013年06月09日 Motosprint 記事より抜粋)