『SBK:ポルティマオ決勝レース主要選手コメント』
「勝ちを獲りに行き…もう少しだった。レース1ではスタートで注意して、タイヤに気を遣って行きました。おかげで最後まで戦えました。優勝に至らず残念だけど、レース運びには満足してます。
レース2の方はスタートで迷いがあったけど、幸い直ぐにリズムを取り戻しました。レイ(ホンダ)選手をオーバーテイクしてからは、最終コーナー等でリスクを冒したけど、プッシュしてマージンを稼ぎました。
総合優勝に向けて貴重なポイント獲得でポルティマオ戦を終えられました。」
【総合優勝については?】
「まだ考えて無い…ただ、レースに勝つ事だけです。レース2ではバンクが深く、随分と膝が擦り減ってしまいました。毎レース、ミスの無い様に心掛けてます。速い選手はどっさりいるし、ミスなんてしれられませんよ。レベルも非常に高くなってきてるし、ミスは高く付きますからね。」
【次はイモラだが……】
「体力のいるサーキットで、凄く好きです。最高のセッティングがあるんで、また上手く行くと思います。」
マルコ・メランドリ(BMW)コメント
【連勝は無理だった…】
「出来なかっただけじゃなく、普通のウイークエンドも無理でした。」
【メランドリ選手のせいではないが、他の選手も活躍したのでは…】
「残念ながらレース2の2ラップ目からリアタイヤが凄く振動し始め、3ラップ目からはグリップがどんどん無くなっていった。恐らく欠陥タイヤでしょうね。状況が悪化して、何とかポイントを持ち帰ろうとしました。ファブリツィオ選手を後ろに押さえようとしたんだが、その後、2周で抜かれてしまい、最後はノイキルヒナー選手にまでね…。
レース1は難しいレースだったけど、上手く行きました。前半はいつも不調気味なんだけど、タイヤが少しタレた所で安定性が増す感じがして…特にリアがね。コーナー侵入時はマシンが神経質になってしまうけど許容範囲内ですね。」
【優勝を目指してただろうけど、ギュントーリ選手にここまで迷いがないと思ってた?】
「思ってなかったですね。ラスト3ラップ目からシルバン(ギュントーリ)が頑固になって…第5コーナーが特にね。僕は強いブレーキングでもって前を走り続けてましたよ。最終コーナーが心配だったけど、強い立上がりでもって、僅差ながら勝てました。」
【危ない場面は……】
「サイクス選手に寄せられて膨らんだ時です。ブレーキを掛けるか、掛けないか……で、2速にしましたけどね……。」
ユージーン・ラバティ(アプリリア)コメント
「強さが大きな自信を与えてくれるってのは、素晴らしい事ですね。今年は、レース1ではいつも呪いでもかかってるみたいで、特に此処やアラゴンのように連勝でもできそうなペースで走ってるコースの時はね。まぁ、愚痴るタイプでもないし、重要なのは常に最高の目標を掲げてスタートする事、ついてない時は真正面から向かい合う事。
この勝利のために本当に頑張ったし、最初から最後までレースを支配して勝てたのが良かった。タイトル争い中で…ポイントゼロなんてのも多々あったけど、とにかくうちはレース毎に成長してるし、自信を持って次戦に向って行きますよ。」
(Source:ギュントーリ、メランドリ、ラバティ、2013年06月10日 Gpone 記事より抜粋)