先のラグーナセカ戦では見事なオーバーテイクで、ロッシ選手から悪党呼ばわりされたマルク・マルケス選手。
ご本人も、テヘって感じでスペイン紙に教えとりました。
★ラグーナセカ決勝レース後、マルク・マルケスが面白そうにこう言った。
「実はレース後、ヴァレンティーノ(ロッシ)に“悪党”って言われちゃいました。2008年に(ロッシが)ストーナー選手にオーバーテイクをしたのと同じ場所だったもんですから…でも、見ごたえは落ちましたけどね。」
(Source:2013年07月22日 MARCA記事より抜粋)
ロッシ選手がマルケス選手を『悪党』と呼んだのはですね…
今回のレース後が初めてじゃなくて、実は、もう少し前から言ってたんですな。
★ラグーナセカGP中、7月20日予選後のヴァレンティーノ・ロッシのコメント。
「【マルケス選手の凄さの秘密は?】前にも言った事があるけど、小悪党なんですよ。多分、僕が思ってる以上に悪党なんじゃないかなぁ(笑)。アッと言う間に学習し、おそらく此処のコースでもすぐにライディングスタイルを合わせてくるでしょう。彼はマシンの向きを変えるのが非常に速いんですよ。多分、ムジェッロやバルセロナのような高速コースでは苦労するんだろうけど…でも、あそこでも強い走りをしてたからね。
【誰かを思い出す?】キャリア当初、僕がやってた事をね。誰もが厄介だと思うでしょう…僕もね。」
(Source:2013年07月20日 Gpone記事より抜粋)
さて、この『悪党』なんですが…
実際にロッシ選手が言った単語は『Bastardo(バスタルド)』でしてね。
まぁ、使い方としては、そのまんまネガティブに使うこともあるし、お祖父ちゃんなんかが悪戯っ子の孫に可愛くてたまらないみたいな感じで言う事もありますねぇ。
あぁ…そう言えばねぇ…懐かしい話がありました。
2011年のミザノ戦で故マルコ・シモンチェッリ選手にオーバーテイクをかけられた時のロッシ選手のコメントが、
「Il Sic? è un bastardo! (シッチ?悪党だよ!)」だったんですよ。
この時も、やっぱり今回みたいにニコニコしながら嬉しそうに言ってましたねぇ。
あら、やだ…ちょっとウルウル。
さて、ロッシ選手に可愛がられ『ランチ(私設トレーニング場)』にも招待されているマルケス選手なんですが…
おっ、弟のアレックス選手にちょいと小悪党振りを発揮しとりますな(笑)
質問:ロッシ選手からタヴッリャのランチ(私設トレーニング場)に招待されてたけど、弟アレックス選手は連れていくの?
マルク:はい。弟も連れて来て良いって言われましたから。
アレックス:僕、そんなこと初めて聞きました。一言も僕には言ってくれなかったのに。
マルク:サプライズだったんだよ。
(Source:2013年07月10日 MARCA記事より抜粋)
今年のミザノ戦あたりで実現するんでしょうかねぇ…
楽しみですね♡
話は変わりまして…
日本では俳優の伊藤英明に似ていると言われているマルク・マルケス選手。
一方、イタリアではですね…『Infullgear』サイトが、
「マルケス選手は元F1ライダーのジャッキー・イクスに似ている。」なんて記事を出しとりました。
写真を並べてみると…こんな感じ。
どうでしょかねぇ…
あぁぁ〜でも、年取ってからのイクス元選手の写真がけっこう…
マルケス選手も50年ぐらいしたら、こんな風になりそうですかね。
元祖悪党クリックPrego
J イクスの現在の?写真ですか、良い顔に年取っていますね。ありがとうございます。
ファンでした。
Bastardo…イタリア語でもスペイン語でも使うんですね。 字義通りには庶子、私生児。でもスラングで本心隠した悪い奴って意味があるんですね。勉強になりました。
で、そのGPoneのサイトにはロッシが予選前日にW.レイニー家に行ってすごいレジェンドたちに囲まれた写真もあって羨ましくなりました。