ロッシ『表彰台を捧げたかった』、ペドロサ『許すと言う事を学んだ』：2013セパンGP、SIC追悼

セパン決勝レース後のクールダウンラップで、ロッシ選手がシッチの旗を掲げて走ったのは世界中の皆さんが観ていた事と思います。
それについて、レース後、ロッシ選手がこんな風に語ってました。

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★セパン決勝レース後、ヴァレンティーノ・ロッシのコメント。
「昨夜、チーム・グレジーニのメカニックやスタッフの皆が…それからマルコ（シモンチェッリ）の友人らが僕に言ってきたんですよ…マルコのために僕が何かできないもんだろうかって。本当は表彰台が良かったってとこなんだけど…旗はどうだろうって考えてね…ここは、不幸にもあの事故が起きた場所ですからね。
僕としては、もう少し良いレースにしたかったんだけど…結局、表彰台には上がれなかったけど、やっぱり旗を掲げる事にしたんですよ。とにかく、マルコの事を想うのはいつも良い事でしょ…ここは嫌な思い出が沸いてくるけどね。」

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（Source：2013年10月13日 Mediaset.it記事より抜粋）

シモンチェッリ選手が亡くなった際、それまで同選手と頻繁に議論を戦わせていたロレンソ選手は、イタリアでの葬儀に参列したり、コメント等も良く出していたようですが…
あれから2年が過ぎ、最近になってペドロサ選手がポツリポツリと想いを明かしてくれております。

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★ダニ・ペドロサがスペイン『MARCA』紙に、次のようにコメント。
「【アラゴンでの一件後、“許す事を学んだ”と言っていたが、それはいつ？】ここで…セパンで、2年前にです。それ以上の説明は不要かと思いますが（注：故マルコ・シモンチェッリの事を指している）。
あの日、僕は変わった…どんな風に変わったかは明かしません。本当に個人的な事ですから。（あの日、シモンチェッリ選手の）お父さんに初めて会いに行きました…ただ、その後の葬儀にはどうしても参加できなかった。気持ちがなかったからじゃなく、ただただ、あんな風になってしまったのを見れなかったからです。」
（Source：2013年10月14日 Gpone記事より抜粋）

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