モトGP『オースティン決勝の経緯』
★オースティン決勝戦はマルク・マルケス(ホンダ)が制覇。
マルケス選手のコメント。
「違った感じのレースでした。モトGPクラスでは、僕はこう言うレースは初めてです。初めてレースで良いスタートが切れた。ちょっと…独走レースでしたね。面白かったけど、もっとオーバーテイクがたくさんあるようなレースの方が好きです。次回は違うレースになる事は請け合いです。」
★2位ダニ・ペドロサ(ホンダ)のコメント。
「マルク(マルケス)の方が若干速くて…特にT2ですね。他のゾーンでも挽回できませんでした。最終的には甘んじた方が良いような状態になりました。とにかく表彰台には満足してます。」
★アンドレア・ドヴィツィオーゾが3位。ドゥカティはほぼ2年振りの表彰台となる(2012年ミザノ戦ロッシ選手2位が最後)。
ドヴィツィオーゾ選手のコメント。
「良かった、良かった…物凄かったが、超厳しかったですね。こう苦労すると、終わってからの手応えが更に良い。序盤は強い走りができなかったが動揺はしなかったですね。全選手、タイヤでトラブってたし…でも、何とかなりました。」
★ジジ・ダッリーニャ(ドゥカティ・ゼネラルディレクター)のコメント。
「確かにかなり厳しいレースだったが、実に素晴らしかった。ドヴィには大満足です…ただ、カルの方が心配なんですが。ドゥカティの大航海が、どんどん良い方向に続いてくれると良いですね。」
★カル・クラッチロー(ドゥカティ)はレース途中、リアタイヤ交換のためボックスに帰還した後、ラスト8周と言うところで激しく転倒し右手を負傷。骨折の疑いあり(管理人注:伊TVによれば右手小指を骨折)。
★アンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ・プラマック)はレース中盤までは好調だったが、その後、フロントタイヤ消耗により引き離されて行った。
★ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)はスタートが悪く、かなり抜かれてしまい、その後、フロントタイヤの持続に問題が生じ、8位でゴール。
★ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)は極端なジャンプスタートを切り、ライドスルーを科せられ、11位ゴール。
★9位でオープン首位のアレイシ・エスパルガロ(ヤマハオープン、フォワード)のコメント。
「スタートが悪かったです…ロレンソの近くを通ったものだから。チャタリングが酷くて、転倒しないようにとそればかり考えてました。」
★リアタイヤはマルケス選手のみハードで、それ以外は全員ミディアムを選択。オープン勢はペトルッチ/アブラハム/ディ・メーリョ/パークス/ラヴァティがスーパーソフトを選択。
(Source:2014年04月13日 Gpone記事より抜粋)
モト2『オースティン決勝の経緯』
★オースティン決勝戦はルーキーで、昨年のモト3チャンピオンことマーヴェリック・ヴィニャーレスが、グリッド6位からのスタートで優勝を獲得。ラスト4周目には2分10秒103を刻んでいた。
ヴィニャーレ選手のコメント。
「序盤がかなり競合いになったレースでした。リズムを保つよう努力し、最後は初白星で本当に嬉しい。」
★小雨が降り出したためレッドフラッグが出され、10分遅れのスタートとなった。スタート後早々にグループ転倒となり、エリン/ポンス/ローズ/サロム/テロール/トーレスが巻き込まれた。トーレス選手は、ここでリタイヤ。
★イタリア勢トップはシモーネ・コルシの5位。
★グリッド2位スタートのヨハン・ザルコ、バルダッサッリ、モルビデッリは転倒リタイヤ。ウォームアップで最速タイムを出していたジョナス・フォルガーも転倒リタイヤ。
★ラスト7周と言うところで、首位にいたハヴィエル・シメオンが第1コーナーで大きく膨らみ、順位を下げる。その後、転倒リタイヤ。
(Source:2014年04月13日 Gpone記事より抜粋)
モト3『オースティン決勝の経緯』
★オースティン決勝戦は、ジャック・ミラー(KTM)がポール・トゥー・ウィン。カタール開幕戦に続き、今シーズン2勝目。
★ロッシ率いるVR46チームのロマーノ・フェナーティが8位スタートからの追い上げで、0.06秒僅差の2位。同選手はほぼ2年振りの表彰台(2012年ミザノ戦3位が最後)。
フェナーティ選手のコメント。
「かなり面白かったです。特に、凄いオーバーテイクの掛け合いがね。ミラーのインでの持ち堪え方が上手かった…あれがなかったら抜いてましたよ。タイヤの持ちにも満足してます…問題なかったんで。」
★イサク・ヴィニャーレスの転倒で7位に上がったニッコロー・アントネッリだが、第8ラップ第19コーナーでスリップ転倒をしリタイヤ。アレックス・マルケス、リタイヤ。Hafiq Azmiは転倒したが再スタートを切り24位。
★Luca Grunwaldがジャンプスタートによりライドスルーを科せられた。
(Source:2014年04月13日 Gpone記事より抜粋)