ロレンソ『3位でこれほど嬉しかったことはない』2014アルゼンチンGP

そう言えば、以前、ヴァレンティーノ・ロッシ選手が「4位でこんなに嬉しかったのは初めて」って言ってたことがありましたねぇ。

『ロレンソ：かつて3位でこれほど嬉しかったことはない』

★アルゼンチン決勝戦を3位で終えたホルヘ・ロレンソのコメント。

【3位で笑顔を見せるのは珍しいのでは…】
「幸運な事に、ここ何年間か懸命に作業し、75回表彰台に上がったが、3位がこれほど味わい深く、嬉しかった事はないですね。ここ最近のレースが散々だと、余計に嬉しいものでしょ。僕らは己を信じて進み続けました…僕は自分のライディングを、チームは彼らの仕事を…そして最終的に結果に辿り着けたんです。」

【スタート直後のカオス状態を利用し、飛び出していったが…】
「そうですね。良いスタートが切れるよう頑張りました…ただ、ストレート終盤でミスって1位を危うくするとこでした。もっと遅くブレーキをかけて汚れた箇所に入っていかなければならなかったのに。でも1位を固持し、いつも通り集中して出来るだけ速いリズムを保ちました。
思った以上に首位で頑張れましたね。2位を失いたくはなかったが、ダニ（ペドロサ）が凄かったんですよ。物凄く良い操縦で、レース終盤はマルク（マルケス）よりも良かったですね。良いスタートを切り、彼と戦えるような基本リズムがあるってところを証明してましたよ。」

【ペドロサ選手とは戦えそうになかった？】

「終盤、（ペドロサは）本当に速くて、僕は最大限に頑張ったんですよ…両腕の上腕部を緩めるようにしながらね。でも、レースを通してずっと頑張ってたもんだから致命的な状態になっていて。逃げ切ろうとすると、どんどん体力を消耗してしまい、まだ絶好調ではないもんですから。」

【これまでの2戦より緊張した？】
「いいえ。これまでの2戦は非常にネガティブなもので、ダニ相手に持ち堪えようとしたのに比べたら半分以下ですよ。」

【今回、最も恐れていた事は？】
「僕の戦闘力は相変わらず高いが…おそらく今年はマシンに関しては、去年より若干落ちるんじゃないですか。ブレーキングでは戦闘力はあまり高くないし、トップスピードが落ちるんです。ただメンタル的には強いままだし、戦闘力も高いままだし…ただフィジカル面でね、今は最高とは言えませんね。でも、そのままですよ…強いままですよ。
体力面を改善しなければならないだけで…エンジニアとメカニック陣は戦闘力を戻すべくマシンを改善していく…と。」

【来週はヘレス戦だが…】
「フィジカル面でキツいでしょうね。戦闘力を上げるべく、もう少しトレーニングするつもりです。」

【マシンの戦闘力もヘレス戦の方が高そう？】
「最大スピードが一番重要なわけじゃない…1速コーナーはないし…ただ、ダニ（ペドロサ）やホンダにとっても同じ事ですから。」

【表彰台の下でマルケス選手を心からのハグしてたが…】
「本当に上手い操縦をしてますよね。プレッシャーにも良く耐えていて…序盤ラップなんか容易くはなかったですからね。確かにホンダ機は良く機能してるが、でもダニだって同じマシンなのに、レースを通じてずっと（マルケスの方が）優勢だった。お祝いを言わなければね。」

【体調がイマイチなのはなぜ？】
「フィジカルトレーニングを始めたのが遅く、全てがちょっと不調だったものだから…風邪で、トレーニングが中断してしまったり。でも、挽回していきますよ。」
（Source：2014年04月27日 Diario As記事より抜粋）

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