モトGP『ル・マンFP3の経緯』
★FP3首位はホルヘ・ロレンソの1分33秒021。実に安定したリズムで、終盤、新タイヤでタイムアタックをする前には1分33秒後半で10周回をこなした。
★2位マルク・マルケス(+0.024)。3位はヤマハ・テック3のポル・エスパルガロ(+0.220)。
★ヴァレンティーノ・ロッシは5位(+0.310)。リズムはロレンソ選手より不安定ながらも、ほぼ同様。ただし、T1/T4で0.4秒ほどロスしている。
★ドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾは9位(+0.489)。リアにスーパーソフトタイヤを履きながらも、特に優位点は見出せなかった。ただし、昨日の自己タイムより0.4秒速くなっている。
★FP2で2位だったアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ・プラマック)は10位で予選2へ直行。ペース面でも1分34秒台を3周回のみ。
★アレイシ・エスパルガロ(ヤマハ・オープン)は11位で予選1行き。
★カル・クラッチロー(ドゥカティ)も相変わらず遅れを取っており、13位(+1.312)。昨日よりアンダーステア問題に苦戦している。強いハードブレーキングが特徴のT3/T4で失速してしまう。
(2014年05月16日Gpone記事参照)
モト2『ル・マンFP3の経緯』
★FP3首位はエステヴェ・ラバトの1分37秒748。FP2首位ルイス・サロムのタイムより0.5秒速い。
★1分38秒の壁を破ったのはラバト選手の他、2位マーヴェリック・ヴィニャーレス(+0.190)と3位ジョナス・フォルガー(+0.251)のみ。
★1位〜14位ルイス・サロムまでのタイム差が1秒未満。
★イタリア勢トップはマッティア・パジーニの5位(+0.596)。イタルトランスのルーキーことフランコ・モルビデッリは当初はフロントに問題があったが、今回は8位で好調。
★セッション終盤、ハヴィエル・シメオンが転倒、ケガはなく、11位。
(2014年05月16日Gpone記事参照)
モト3『ル・マンFP3の経緯』
★午前の低い気温の中、エフレン・ヴァスケス(ホンダ)が1分42秒847で首位を獲得。唯一、1分43秒の壁を破ってみせた。
★2位イサク・ヴィニャーレス(KTM、+0.198)。3位ジャック・ミラー(KTM、+0.253)はリズムも安定している。
★1位〜10位フランチェスコ・バニャイアまでのタイム差が0.6秒未満。1位〜5位までのマシンはホンダ、KTM、KTM、ホンダ、ホンダ。
★イタリア勢トップはフランチェスコ・バニャイアの10位(+0.578)。チームメイトのフェナーティ選手(11位、+0.775)と共に、T2/T3での遅れを改善しなければならない。
★FP2で転倒したアレッサンドロ・トヌッチが15位(マヒンドラ、+0.948)に浮上し、ニッコロー・アントネッリ(KTM、16位、+0.973)を抜いた。
★エネア・バスティアニーニが終了10分前に転倒、目立ったケガはなし。
(2014年05月16日 Gpone記事参照)