ロッシ：マルケスに挑戦状、ムジェッロで待つ！！2014ル・マンGP

『ロッシ：マルケスは勝負し、僕もそうした』

★ル・マン決勝戦を2位で終えたヴァレンティーノ・ロッシのコメント。
「僕としては、マルケスの後ろでゴールと言うのは結構な事ですから。この3年間苦戦してきて…自分のパフォーマンスにもずっと不満でした。それが今や、良い操縦をして、楽しんでるんですよ。」

【つまり2位に甘んじていると…】
「そう言う事じゃなく…2位と1位じゃ大違いだし、僕はずっと打倒マルケスで頑張りますよ。ただ、ある点から見れば、こう言う対応の仕方は僕にとって有利でしょ…この状況に、かなり落着いて挑んで行けますから。現在、（マルケスは）気違いじみた操縦ですからね。」

【まるで絶頂期のロッシ選手のような無敵振りで…】
「たまに出てきますよね…ああ言うタイプは。どんな感じか僕には分かります。自分の事を思い出すし…いや多分、もっと優秀でしょう。物凄いマージンがある事は見てとれる…スタートを見れば一目瞭然でしょ。レース運びは正確に分かってる。彼の立場なら、僕も同じようにするでしょうね。同じ年代で戦ってみたかったなぁ。」

【タイムマシンがあれば…】
「多分、このままが良いんでしょうね…彼にとっても、僕にとっても（笑）。実際のところ、22才の時より今の方が強い感じがするんですよ。絶好調だし、操縦も上手くなってるし。今回が150回目の表彰台だったんです…これまで長いキャリアを積み、今なお僕は速い。」

【あとは優勝するだけ…】
「今日、ほんのちょっとだけ可能性があったんですよ…ただ、大切な時に、たった1度のミスを犯してしまって。序盤は完璧でしたね…ブラドルとドヴィツィオーゾを抜き…彼らよりもベースが上な事は分かっていたし。若干ギャップは広いてみたけど…限界でした。減速した瞬間にマルケスが高速で追いついて来て。（マルケスが）ダッシュしづらいよう、頑張ってプッシュしたが…ブレーキングでミスってしまい…あれで、彼としては話が簡単になってしまった。」

【違う展開になってたかも？】
「多分、やっぱり彼が勝ってただろうけど、僕にも勝負札が何枚かあったし。もっとお互い楽しめた事は確かでしょう…何ラップか競合いができただろうに。もったいなかったですね。」

【金曜の苦戦後、かなり進歩していたが…】
「それも嬉しいですね。ボックス内で良い仕事をして、それで日曜日にはいつも思い通りのマシンに乗れる。シルヴァーノ（※ガルブゼラ、新チーフメカニック）は僕と同じように熱心で、僕の力を100％引き出してくれますね。」

【もっと早く雇えば良かった？】
「いいえ。僕はバージェス（※ジェレミー、前チーフメカニック）と一度はチャレンジしなければならなかった…後悔はしてません。」

【あとは何が足りない？】
「ヤマハにマシンを改善してもらわないと…既に最高マシンではあるんですけどね。ホンダ機はまだブレーキングとコーナー進入で優勢だし、あの最高電制システムのお陰で加速で差を出してますからね。僕もハードブレーキングではいくらか進歩したけど、けっこうサーキットに依りますから。ここに比べると、ヘレスの方が悪かったですね。」

【ムジェッロで何かが変わるかも？】
「あそこはね、面目がかかってるし…絶妙のタイミングでのムジェッロ戦ですからね。ロレンソがここ3年間ずっと優勝してるんで、つまり、ムジェッロでヤマハ機の戦闘力は高いわけだ。去年は僕もあそこで速かったしね。スペイン連勝の流れを断つ時でしょう。」
（2014年05月18日Gpone記事参照）

ロッシ選手、マジでやる気満々でしてね…
『Mediaset』記事のコメントでは、
「（マルケスは）全勝なんで出来ないから！それは数学的な法則ですから」なんて言っとりますね！！

2週間ほど前…ヘレス戦の後に、こんな写真ツイートを出していたロッシ選手でありますが…
この人は、本当に好きなんでしょうねぇ。

I ❤️ MotoGP pic.twitter.com/Ys4LGMYXGZ

— Valentino Rossi (@ValeYellow46) 2014, 5月 6

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