ロッシ12位『あと30秒、ドライでいてくれたなら…』2014アッセンGP

あの…イタリア衛星放送『SKY』の予選後の解説番組では、今回のヤマハファクトリー組の惨敗具合をこう呼んでました（涙）
『HARAKIRI YAMAHA』
いやぁぁぁぁぁぁ〜！！

『ロッシ：アンラッキー＆あまり賭けに出なかった』

［上記写真はMotosprintサイトから抜粋］

★アッセンGP予選を12位で終えたヴァレンティーノ・ロッシのコメント。
「全選手、ダンゴになっていて…カオス状態でした。何メートルか自分の前にスペースを作りたくて減速したんです。2周目にはプッシュし始めて…強い走りはしてたが、コース後半で雨が強く降り出し減速しなければならなかったんです。まさに予選が雨だったって言うのが…惜しかった。うちでは今日、マシンをかなり改善できてたんです…リアの安定感も増してたし、FP4では好ペースで走って、マルク（マルケス）の次の2位で終われたんですから。マシンの乗り心地も良かったし、予選で上位に入れる可能性もあったんですよ。それが…第4列スタートですからね。
コースに出た時は、すぐにタイムアタックをかけようって思ってたのが…雨が強くなり出し、全員、ダンゴ状態になってしまって。宝クジみたいなもんでね…あと30秒、ドライのままでいてくれてたなら上手い具合に1周走れたのに…。だけど第10コーナーに差しかかった時には、もうけっこう濡れてしまっていて。こうなると、大した事はできないですよね。そうね…もしかしたら、もうちょっと賭けに出て、良い方のマシンで転倒したりして…でも結局は12位なんだから、同じことでしょ。」

【こうなってくると、ウェットレースの方が良い？】
「ホルヘ（ロレンソ）が3列目で、僕の前でしょ…でも、挽回するのは難しいだろうなぁ。特に、ホンダファクトリー組が1列目だし。ドライレースの場合は追い上げが厳しくなるが、予想を立てるにはまだ早いですよ。アッセンと言うのは何でも有りのコースだから。予選ではレインタイヤで2周ほど走ってみたが、うちのマシンの反応は良さそうだったんですよ。ただ、コースは完全ウェットではなかったが。雨が本降りの場合は、全選手にとって未知の世界となるでしょ。ホンダ/ヤマハ/ドゥカティ機が、そう言うコンディションでどんな風になるか誰にも分からないんだから。セッティングを上手いことやって、賭けに出ないと。僕に関しては、マシンの感じからすると…負けているのはマルクにだけで、ホルヘとはかなり同レベルってとこかな。僕は常にドライ希望です…挽回するのはかなり厳しいだろうけど。それから、FP4ではダニ（ペドロサ）が少し遅れてましたね。」

【アレイシ・エスパルガロはPPスタートだから…ライバルの1人に加わってくる？】
「フリープラクティスでは好リズムを見せつけてたし…彼より安定しているのは僕とマルクとホルヘだけなんですよ。だから…そうですね、上位に食い込んでくるかもしれない。ドライレースの場合に限りですよ…ウェットなら予想不可能だから。ウォームアップのコンディションが違ったら、余計に分からないでしょうね。」
（2014年06月27日Moto.it記事参照）

さて、2007年のアッセン戦ではグリッド11位スタートで見事に優勝を決めたロッシ選手なんですが…
今回のレースでも、またそれができるか？と聞かれ…
マシンの感じと本人の手応えからすると、不可能ではない…口振りなんですな。
ただし、「問題はとにかくマルクなんだ」と。
あっ、それから、やっぱり「ドライに限り」だそうです。
いや〜てるてる坊主だ、てるてる坊主！！

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