『グイドッティ:ラヴァティ、ペトルッチ、ザルコと話しつつ、レディングも参入』
★フランチェスコ・グイドッティ(ドゥカティ・プラマックチームマネージャー)が、2015年に向けアンドレア・イアンノーネ後任について次のように話した。
【来年、イアンノーネ選手がファクトリーに移ったら、パラマックのファーストライダーはエルナンデス選手?】
「今のところは、そう考えてます。そして、ヨニー(エルナンデス)のチームメイトに才能ある若手選手を置いて育てて行きたいな…と。」
【ドゥカティからの技術サポートはどうなる?】
「今年と同じ予定です…ただ、若干遅れるようになるでしょう。ファクトリーチーム用の2015年機もセパンテスト(来年の2月)まで出来ないんですからね。まず、彼らがある一定期間を試して、それから初めてうちも試せる余裕があるでしょ…多分、序盤のヨーロッパ戦辺りかなぁ。」
【2015年、エルナンデス選手はどのマシンで開幕戦を迎える?】
「ヨニーは、現在、アンドレア(イアンノーネ)が乗ってるマシンの改良版を使う事になるでしょう。シーズン末になる前には更なる改良がある予定だから…2015年版にかなり近いくなる予定です。」
【プラマックのセカンドライダーにはラヴァティ、ザルコ、ペトルッチが噂されているが…】
「話は明瞭、けっこう分かり易いですよ。若手育成プロジェクトを支援してくれるサポーターを見つけ出すのはいつだって難しいものだが、うちは、ある選手にどれほどの価値があるかが分かるような技術的な基盤を置きたいと思ってるんですよ。今、3名の名前が挙げられていたが…彼ら3人と話し合いを進めています。ザルコはもう1年、モト2クラスに残りたいようですけどね。ダニーロ(ペトルッチ)とユージン(ラヴァティ)とは、軽く話してみました。現在は待機状態ってとこでしょうかねぇ…スコット・レディングって可能性が浮上してきましたから。ドゥカティも彼に関心があるしね。」
【レディング選手は既にムジェッロでデスモセディチ機のテストもしてるし…】
「そうなんですよ。既に試してるんです…まだまだ未熟ではあったが、悪い出来じゃなかった。私の記憶が間違ってなければ、1分49秒で走ってましたから。で、モト2クラスに残って、自分のマシンを把握してタイトル争いをした…今年も悪くないですよね。ここ最近の何レースかではかなりの成長ぶりだし、ホンダ・オープン機では常に首位でしょ。それに、ファクトリー機に乗ってるバウティスタの邪魔をしてた事も何回かあったし。ホンダがそうそう簡単に手放しはしないだろうが、彼はうちの計画に興味があるらしいから。」
【ライダーの国籍は影響してくる?】
「ダニーロ(ペトルッチ)に関しては、若干影響してくるかもね。ドゥカティに対してってだけじゃなく、世界選手権全体にと言う意味で…既にイタリア人ライダーはけっこういますからね。確かに最低限の影響はあるでしょ。」
【いつ、各選手の行き先の可能性が分かる?】
「シルヴァーストーンで…イギリスでね(8月29〜31日開催の次回のGP)。各選択が分かってくるでしょう。」
【プラマックのセカンドライダーが乗るのマシンは?レディング選手が入ってきたら何か変る?】
「もしレディングが入ってきたなら、また話は色々と変ってくるでしょうね…ドゥカティがダイレクトに関心を寄せてるライダーなんだから。他の選手が入ってきた場合は、現在、Wアンドレア(ドヴィツィオーゾ&イアンノーネ)が乗ってるマシンになるでしょう。ヨニーが乗る予定のマシンより、ワンランク下のものです。とにかく、その価値が既に証明されているマシンで…もちろん、他のマシンは先に行くんでしょうけどね。」
(2014年08月20日Motograndprix記事参照)
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エルナンデスとバスティアニーニ、自分も似てると思ってましたw