先日、ロッシ率いる『VR46』モト3チームでマネージャーをやっていたヴィットリアーノ・グアレスキさんが、突然、辞めたニュースをご紹介したんですが…
その後、続報も本人コメントも全然出てこなかったんですよ。
まぁ、イタリアの場合、ロッシ選手絡みだと箝口令が敷かれる事があるんで、それほど珍しくもないんですが。
…と思っていたら、ロッシ選手の地元から続々とニュースが飛び出してきました!
『タヴッリャ・ラジオ:グアレスキ、VR46チーム解雇を説明』
★ヴァレンティーノ・ロッシの地元ラジオ局『Radio Tavullia International』が、先のシルヴァーストーン戦後、ヴィットリアーノ・グアレスキが急に『VR46』チームを辞めた理由を説明していた。
★『Radio Tavullia International』ラジオ局が9月5日(金)、ロッシ代表とグアレスキ元チームマネージャーの間には、しばらく前から不穏な空気が漂っていた様子を次のように伝えた。
ロッシ代表が、右腕のウッチョおよびアルビ両氏(両名がグアレスキ後任として、今後、VR46チームを指揮する)から日々報告を受けた結果により判断したところ、モト3クラスにおけるVR46チームの監督指導がもはやロッシ陣営のそれとは合致しておらず、しかしながらグアレスキ元マネージャーは自身の方針を変えようとせず、ロッシ代表にチームの方針を変えるよう求め続けていた。このような状況で、先のシルヴァーストーン戦ではロマーノ・フェナーティが決勝戦17位に終わり、遂にロッシ代表とグアレスキ元マネージャーの間に亀裂が生じたとの事。
★現在、グアレスキ元マネージャーは地元パルマに戻り、携帯電話も切り、親しい友人らに携帯メッセージを送るだけだと言う。
友人らによれば、グアレスキ元マネージャーは次のように伝えていた模様。
「心配してくれて有り難う。でも、僕は大変落着いているし、ここパルマの自分の事務所に居て…今や愛機モト・グッツィの手入れをする時間もあるよ。」
★上記の『Radio Tavullia International』ラジオ局の情報に納得できなかった『PU24.it』サイト記者が内輪で、ロッシ選手が経営するタヴッリャのピザレストラン『da Rossi』に赴き、情報収集したところ、今回の亀裂の真の原因が伺えるコメントが取れた。
「本当の問題は、しばらく前から(ロマーノ)フェナーティがグアレスキ(元マネージャー)に、来季はホンダ機に乗りたいと頼み続けて…グアレスキがそれにうんざりしてたって事みたいですよ。それで、どうやらグアレスキがスッポ(ホンダHRCチームマネージャー)の所へ行って、今後、フェナーティがホンダ機に乗れる可能性があるかどうか聞いてみたらしいんですよ。」
★グアレスキ元マネージャーと、スッポHRCチームマネージャーは、ドゥカティ時代に共に働き、現在も友人同士だが、ロッシ選手とホンダはそう言った関係にはない。2010年にホンダはカルメロ・エスペレータ(ドルナCEO)に対し、もはやロッシ選手に乗せるRCVファクトリー機などないと言ったのだから(2003年、ロッシ選手は穏便とは言えない形でホンダから移籍している)。
(2014年09月06日PU24.it記事参照)
あの…この記事の冒頭に、ロッシ選手と不和が生じた理由は《別にグアレスキがロッシの彼女をディナーに誘ったからではない》って書かれてまして…
いや…冗談でも、誰もそんなこと思わないし。
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…つまり、元マネはロッシの逆鱗に触れた?
当時、知り合いのホンダ社員さんに移籍理由訪ねてみたら
「金でしょ?」の一言で済まされたの思い出しました。
実力はすごいけど、やっぱりお金なんだね…
もし本当に金だとしてそれの何が悪いのか?
あっ、誰も悪いとか良いとか言ってませんでした。
プロなら金も普通に正しい理由ですね。