モトGP『アラゴン決勝の経緯』
★雨によるどんでん返しの続出で、トップを競っていたマルケス/ペドロサ両選手らが転倒する中、ホルヘ・ロレンソが絶妙のタイミングでマシンを乗り換え(ゴールの4周前)、アラゴンサーキットでの初優勝を飾った。
ロレンソ選手のコメント。
「遂に…実に久し振りに勝てました。この優勝は意義深いです…もの凄い努力が報われました。雨が降り始めた時は、嫌な感じでした…ドライならマルク(マルケス)に付いて行き、抜けるペースがありましたからね。せいぜい3位が良いところだろうと思ってたら…(ホンダの2人がマシンの乗り換えにボックスへ)入って来なかったんで、賭けに出る事にしたんです。」
★2位はアレイシ・エスパルガロ(ヤマハ・オープン)、3位はカル・クラッチロー(ドゥカティ ※最新14.2機ではない)で、ゴール直前で渾身の接触戦を繰り広げた。両選手ともアラゴンで表彰台に乗るのは初めて。
エスパルガロ選手のコメント。
「厳しいレースだったが、本当に嬉しいです。序盤はスミスに接触され、かなり順位を落としてしまいました。雨が降り始めた時、誰も乗り換えにボックスに戻らなかったんで、僕が行く事にしたんです。上手くいきましたね。」
クラッチロー選手のコメント。
「今朝の段階で、ウェットでもう良いペースだったんすよ。だから、100%予想外の表彰台と言うわけじゃありません。終盤ラップではハードタイヤで、ちょっと恐かったっすね。ドゥカティには感謝してます…僕同様、決して諦めないでくれていた。良いチームっす…ずっと、皆で信じ続けてきました。エスパルガロとの接触は…あったけど…OKっすよ。」
★ペドロサ選手はロレンソ選手がマシンを乗り換えている最中に、最初のハードブレーキングで転倒。その後すぐマルケス選手が第2コーナーの方向転換で転倒。
★イタリア勢は11位ダニーロ・ペトルッチ以外は、ロッシ/イアンノーネ/ドヴィツィオーゾともに全員転倒リタイヤ。
(2014年09月28日Gpone記事参照)
モト2『アラゴン決勝の経緯』
★マーヴェリック・ヴィニャーレス(カレックス)が見事ポール・トゥー・ウィンを飾った。今シーズン2回目の優勝。
★2位はエステヴェ・ラバト(カレックス)、3位はヨハン・ザルコ(スッター)。
★イタリア勢トップは、またもやフランコ・モルビデッリで5位(カレックス)。
モルビデッリ選手のコメント。
「序盤ラップでリスクを冒す気になれなくて…その後、コースのコンディションも把握できたんでプッシュし始めました。終盤は好ペースだって分かってたんで…そのお陰でカリオとエガーターを抜けました。本当に嬉しいです。今後のレースに向けての自信につながりますからね。」
★ジョナス・フォルガーはジャンプスタートによりライドスルーが科せられ、結局、23位でゴール。
★シメオン/ウエスト両選手が接触し、転倒リタイヤ。
★管理人注:タカアキ・ナカガミは15位でゴール。
(2014年09月28日Gpone記事参照)
モト3『アラゴン決勝の経緯』
★コースの状態は不安定。WU終了後、走行ラインは走りやすくなったが、まだ濡れている箇所が残っている。ほとんどの選手がドライタイヤを選択。
★良きにつけ悪しきにつけ予想不可能なロマーノ・フェナーティ(KTM、VR46チーム)が、グリッド13位スタートで見事な追い上げを見せ、優勝した。現在、ランキング4位(首位と41ポイント差)にいる。
フェナーティ選手のコメント。
「序盤は大変でした…皆、焦って追い上げようとしていて…僕は後ろの方で取り残されてしまって。少し状況が追いついてから、追い上げ始めました。マシンの乗り心地は良いんだって事を信じたんです。後ろの方に追いついた時にはタイヤが終わってしまっていて…実は、ちょっとミスってしまったんですよね。良い戦いだった…ボクにとってもチームにとっても、また勝てて素晴らしかったです。」
ヴァレンティーノ・ロッシ(VR46チーム代表)のコメント。
「ロマーノってこう言うヤツなんですよ…何をしでかすか見当もつかない。凄いね。4勝でしょ…タイトル争いだって、それほど離されていないし。良いんじゃないんですか。」
★2位はアレックス・マルケス(ホンダ)。3位はダニー・ケント(ハスクバーナKTM)
★ジャック・ミラー(KTM)が第3ラップ最終コーナーのハードブレーキングで、イン側にいたアレックス・マルケスを外側から抜こうとして接触し、ミラー選手のみ転倒。マシン修理後にレースに復帰し、最後尾でゴールした。
これによりランキング首位はマルケス選手となり、ミラー選手が2位(11ポイント差)、リンス選手が3位(18ポイント差)。
★アレックス・リンス(ホンダ)は首位を走行中、ハードブレーキングで膨らみコースアウト。結局、4位でゴール。
★その他のイタリア勢はエネア・バスティアニーニが6位(KTM)、ニッコロー・アントネッリが9位(KTM)。
★転倒は、第1ラップでフェラーリとグルンヴァルド両選手、第3ラップでグェヴァラ選手。『VR46アカデミー』のアンドレア・ミーニョ(マヒンドラ)は激しいハイサイドを喫しリタイヤ。
★管理人注:ワイルドカード参戦ヒロキ・オノは11位でゴール。
(2014年09月28日Gpone記事参照)
今回はウエットで波乱の展開でしたね
ロレンソやっと1勝か。ロレンソって予選調子悪いと決勝で良くならね(^ω^)?
クラッチローの言葉使い、本当に嫌‼︎
たいした実力無いのに…(怒)
ま、まさか清成さん本人ですか!?
言葉遣いって、英語が?それとも日本語訳が?
そんなに鼻につくコメントじゃないように思いますが。
“I had a not-so-good feeling in the dry at the beginning of the race, but more competitive than at other races this year. So I think it was well deserved for me and for the team that we got the podium. A good battle with Aleix at the end, I tried my hardest, but I have to beat him in the next race. Congratulations to the other two guys on the podium.”
レース序盤、ドライコンディションではそんなに良い手ごたえってわけじゃなかったけど、今年これまでのレースに比べれば戦闘力があったかな。なんで、うちのチームは表彰台に上るだけの価値があったってことさ。アレイシとはいいバトルをしてて、最後は限界まで攻めたよ。次のレースではヤツをぶち抜いてやらなきゃね。他の表彰台の二人に祝福を!
って、なんとなくchiricoさんがべらんめえに訳したくなる気持ちが分かった気がする。
http://www.motogp.com/en/news/2014/First+rostrum+result+for+Crutchlow+with+Ducati
perche noさんに同意します。
レプソルは完全に判断ミスでしたね。
勝てるペースは有ったのに台無しにしてしまった。
マルケス降り始めに様子見るため?かロレンソを先に行かせたようだったけど、結局我慢出来ずに先行して転倒。日本での年間チャンピオン決定も遠退きほんとガッカリ。
今回はベテランロレンソの圧勝でしたね。
ロレンソがタイヤ交換後もマルケスがスリックで走っているときは、このまま優勝したらサタンーに昇格だなと思ったけど、まだまだ仔山羊でした。
ロレンソ良い判断でした、笑顔を久しぶりに見て安心した。
ドライでのガチンコ勝負ではなかったのが惜しいけど、交換の判断も実力の内、おめでとう。