マルケス転倒『ブレーキが効かなかった…』2014茂木GP

『マルケス：アラゴン転倒のせいで慎重になってる』

★断トツでランキング首位のマルク・マルケスが、茂木戦FP1ではスリップ転倒を喫し、FP2は首位と約0.8秒差で6位で終えた。

★マルケス選手のコメント。
「今日は、他のサーキットに比べると、ちょっと苦戦してしまいました。このコースに最適なセッティングがまだ見つからなくて…時々、こういう風に時間がかかる事があるんですよね。」

【FP1の転倒については？】
「長距離ストレート終盤にあるハードブレーキング地点に差しかかった時、ブレーキが…効かなくなってたんです。重要なのはマシンからは良いフィーリングが得られていたって事の方だし…ただ、セッティングに関しては100％満足してるわけじゃないですけど。」

【FP1も6位でタイムもイマイチだったが…】
「アラゴン転倒以来、ちょっと色々と変ってきていて…FP1で転倒してから、FP2では再度転倒しないよう注意してたんです。ただ幸い、まだ金曜日ですからね…セッションはまだあるし、試す事も色々あるし。この週末の間で改善していけるかどうか…ですよ。」
（2014年10月10日Motosprint記事参照）

『マルケス：FP1転倒はブレーキに問題』

★茂木戦FP1を終え、マルク・マルケスが次のようにコメント。
「金曜日に最適なセッティングが見つからないって言うのは、時々あるんですよ。いくつかの打開策を試してみたけど、まだ方向性がはっきり定まらなくて。今日の午後はデータを詳しく分析しなければ…明日、一歩前に進めるようにね。」

【FP1での転倒については…】
「今日は、上々の滑り出しとは行きませんでした…すぐに転倒してしまってね。それほど強い走りをしていた訳じゃないんだけど…でも、ハードブレーキング地点に差しかかった時、マシンが止まらなくて…ブレーキパッドの位置を変えてたんで、大きく膨らんでしまったんです。バリアにどんどん近づいて行くのが目に入って、それで自分で倒れました。」
（2014年10月10日Omnicorse.it記事参照）

ちなみに、FP2を2位で終えた好調ホルヘ・ロレンソ選手はマルケス不調について、こう見ております。

『ロレンソ：マルケスのは深刻な問題ではないでしょう』

★茂木FP2終了後、ホルヘ・ロレンソのコメント。

【マルケス選手が問題を抱えていると、モチベーションが上がる？】
「問題はそれぞれでね。（自分は）首位タイムと0.4秒差だったけど、ドヴィツィオーゾは新スーパーソフトタイヤで出したタイムだから…ただ普通のタイヤでも、多分、危険なライバルになりそうですけどね。マルク（マルケス）のは深刻な問題だとは思えないですね。」

【今、マルケス選手はどんな心境だと思う？】
「うちのマシンがここのコースではちょっと先んじてるって言うのが少し、それからマルクに切れがないって事が少し…でも、土曜日には100％速くなってるでしょ。今はね、去年より遅いようだけど、確実に改善されて行くでしょう。」
（2014年10月10日AS記事参照）

そして、ロッシ選手の方は…
こんな感じ。

【マルケス選手が苦戦してるようだが…】
「転倒のせいで、今朝はタイムロスしてましたね。FP2では、いつもより切れがない感じだったけど、まぁ、実際のところはまだ分かりませんね。」

【（マルケス選手は）たっぷり差をつけてたのはシーズン前半だったが…】
「あの頃はホンダがヤマハより優れてましたから…ただ、差を付けてたのはマルク（マルケス）なんですけどね。いかなるコンディションでも勝っていた…一切ミスなしでね。」
（（2014年10月10日Gpone記事参照））

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