ロッシ袋井、ドゥカティ残りエンジン、エスパルガロ罰則：2014茂木GPこぼれ話

『2014茂木GPこぼれ話』

★ホンダ＆ヤマハは1年間に使用できるエンジンは5基で、開発も凍結されているのに対し、ドゥカティは12基使え、改良して行く事もできる。それ故に、ジジ・ダッリーニャも同レギュレーションを適用しての参戦を決めたのだが、正しい選択だったと言えよう。
ちなみに今季ドゥカティが、これまでに使用したエンジン数は次の通り。アンドレア・ドヴィツィオーゾ9基、アンドレア・イアンノーネ11基、カル・クラッチロー8基、ヨニー・エルナンデス6基。

★フランチェスコ・グイドッティ（ドゥカティ・プラマックチームマネージャー）が、来季に向けダニーロ・ペトルッチを起用した理由を説明した。
「第一希望はスコット・レディングだったが、それも夢と消え…フランス人ライダーの話となり…これはドルナ押しの話だったんですが。（ローリス）バズと（ヨハン）ザルコの名前があがり…結局、うちはダニーロ・ペトルッチにしたんです。うちとしてはね、彼にはチャンスが与えられて当然だと思うんですよ。この3年間、厳しい状況に耐えてきた…人並みはずれた努力と迷いのなさでもってね。そのうえ速いと言えないが…来年が、それを証明するチャンスですからね。1年契約で、うちに有利なオプション付き…GP14機に乗る予定です。」

★10月19日にフィリップアイランド戦が開催される。GP選手らは同戦を天候が穏やかなシーズン序盤に変更したがっていたが、却下され、来年も10月開催となる予定。

★ヴァレンティーノ・ロッシが、昨年のヤマハR1機（スーパーバイク市販機）のテストについて次のように語った。
「去年、テストしたんだけど…正確にはいつだったかなぁ（※茂木GP後）。袋井にあるヤマハのコースで…恐かったですよ…TTレースのよりは危険じゃないぐらいのコースでね。フル4速のコーナーがあって…ガードレースがアスファルト路面にくっついて立っていてね…あれは驚異的ですよ。R1機は素晴らしかった…本当に強い走りをしてましたね。」
（2014年10月14日Moto.it記事参照）

★『Marc VDS』チームが10月10日に茂木で、ホンダと2年のモトGP契約を結んだ事を公表した。2015年よりファクトリー仕様のRC213V機でモトGP参戦する事となる。選手はモト2時代に同チームに所属していたスコット・レディング。なお、同チームはレディング選手とホンダ機でモトGP参戦する件について、9月14日にTwitterで発表していただけだった。
（2014年10月10日Omnicorse.it記事参照）

え〜と…読者さんのSucchieさんから質問を頂いておりまして…
今回の茂木戦モトGPクラスで、アレイシ・エスパルガロ選手が最終ビクトリーコーナーで、かなり強引にヨニー・エルナンデス選手を抜き、そのためエルナンデス選手が転倒してしまった件について…何か情報はありませんか？と言うことなんですが…
特に記事は見当たらなかったんですが、イタリア唯一の2輪レース週刊誌『Motosprint』の最新号に今回の茂木戦の各選手の評価が載ってましてね…
それに、ちょっと同件に関連する事が書いてたんで抜き出してみますね。

ヨニー・エルナンデス
《素晴らしいレースだった…［中略］…レース終盤、アレイシ・エスパルガロに転倒させられゴールできず。かなり怒っていたが、当然である》

アレイシ・エスパルガロ
《観客を夢心地にさせられるようなレースではなかった。スタートも悪く…［中略］…最後はエルナンデス選手に接触し、転倒リタイヤさせてしまった。オープンクラス優勝は獲得したが、嬉しい一日ではなかっただろう。そのうえ、レース・ディレクションより処罰もされたのだ。》

あの…この『レース・ディレクションより処罰』と言うのが、エルナンデス選手の件かどうかは明記されてませんが…
まぁ、とにかく、お兄ちゃん…今回は最初から不調だったようで…
こんな評価もありました。

★茂木戦でアレイシ・エスパルガロは首位ロレンソに40秒668で11位ゴールだったが、この週末の間ずっと、チームと共に戦闘力を高められるようなセットアップを模索したものの叶わなかった。エスパルガロ選手はマシンへのフィーリングが掴めず、このようなリザルトとなった。
（2014年10月12日Moto.it記事参照）

[amazonjs asin=”B00HHJ4NMI” locale=”JP” title=”茂木和哉 水垢洗剤 200mL　鏡 ウロコ カルキ”]