『ブラドル：良いペースで走ってた…』
★フィリップアイランド決勝戦、ゴールまで後8周と言うところでステファン・ブラドルが転倒リタイヤとなった。
同選手は金曜のフリープラクティスから不調で、予選では11位だった。決勝レースでは好ペースで走っていたが、無理なオーバーテイクをかけようとしてコースアウトし、リタイヤとなった（※この際、アレイシ・エスパルガロのマシンを追突し、リタイヤさせている）。
★同決勝戦では14選手が完走し、9選手がリタイヤとなった。
★ブラドル選手のコメント。
「レースでは良い仕事ができました。週末の間ずっとタイヤで苦戦してたんですが、今日は上手くできそうなペースで走ってたんです。グリッド11位からのスタートじゃ助けにもなりませんが、すぐに追い上げに入れました。その後、イアンノーネがペドロサをリタイヤに追い込み…僕はちょっとロスしてしまった…膨らんでしまったもんですから。またプッシュし出して、ドヴィやポル、アレイシ、ブラッドリーらのグループに追いついて…彼らと同じリズムで走ってました。
ある時点で…オーバーテイクの最中、ヘアピンでミスってしまい…然るべきハードブレーキングができなかったんです。それで僕の前輪がアレイシのマシンに衝突してしまいました。僕は転倒し、アレイシはその後すぐにリタイヤになってしまって。アレイシにも彼のチームにも…それから僕のチームにも申し訳ない事をしました。でも、前に進み、来週のマレーシアで再スタートするつもりです。」
（2014年10月20日Motosprint記事参照）
ブラドル選手は今回、来シーズン、自分が乗るマシンを追突してた…なんて書いてるサイトもありましたが…
え〜と…あちこちのサイトで、毎回『レースの成績表』なるものが出されてまして…
やはり今回のブラドル選手は、かなり手厳しい評価をされてました。
例えば、こんな感じ。
★ステファン・ブラドル（10点満点中4点）
《予選でもレースでも速い走りができず、転倒となった『無責任な操縦』によりペナルティも1点科せられた。もはや完全に錯綜している。》
（2014年10月20日Moto.it記事参照）
あぁ〜やっぱり、ペナルティがあったんですねぇ。
そして、イタリア唯一の2輪レース週刊誌『Motosprint』の成績表も…やっぱ厳しいなぁ。
《きちんと判断してる時は遅く、攻めてる時は間違う…》
[amazonjs asin=”B00JE6B4YC” locale=”JP” title=”2014 公式ホンダLCRモトGPのステファン·ブラドルビーニー Honda LCR Moto GP Stefan Bradl Beanie”]
ステファン、ドツボにはまってしまっていますね。ホンダからは三行半をつきつけられ、アレイシには激怒され、そして雑誌の点数も厳しい。あの深いリーンアングルとドイツ人ぽいところが好きなんですけど… レプソルと基本同じ仕様のマシンを供給されていたのであればホンダの気持ちはわかりますが。アレイシ曰く、あんなにいいマシンに乗ってるのに下位でモタモタした挙句、しまいには俺に突っ込んで来るなんていい加減にしろ！それも二回目だ！ と怒り狂ってましたね。
でも、いいマシンに乗っていることはステファン自身もよくわかってきて、だから無理をする。本人が一番辛いとろなんだと思います。 チームが変わり、マシンも変わるので心機一転、モト2チャンピオンの意地を見せて欲しいです。
ヤマハに乗れば、けっこう速く走っちゃうんじゃないかなぁ
ホンダで速く走るのって実は結構難しいのかもしれない。
何かピースが合っていない気がしますね
好走を見せる時もあるし、今は少し辛い時期かも
ドイツ人ライダーは余り聞きませんし個人的には応援したいのですが、来年以降はさらに状況が厳しくなるでしょうし
頑張って欲しいなぁ