モトGP『セパンFP1の経緯』
★熱帯の過酷な気候に加え、ラバーもあまり乗っていないコースで、7選手が2分01秒台の走りをみせた。
ダニ・ペドロサがT4セクターで凡ミスを犯したものの2分01秒379で首位を獲得し、2013年の最高ラップ(2分01秒415)を上回った。
★2位はアレイシ・エスパルガロ(ヤマハ・オープン機、+0.014)。ソフトタイヤを使用せずにタイムを記録(ソフトタイヤは終盤にグリップ問題が出た)。
★3位はホルヘ・ロレンソで(ヤマハ、+0.037)、ペースも平均2分01秒。第1ハードブレーキングでは、まだ改良の余地あり。
★マルク・マルケスは4位(ホンダ、+0.291)。自己最高タイムは2回目の出走で記録したが、フロントが著しく揺れたためブレーキングが時折不正確だった。
★ヴァレンティーノ・ロッシは6位(ヤマハ、+0.463)。チームメイトのロレンソ選手同様、セッティングの比較テストを行なっていた(フィリップアイランドのと、今年のセパンテストの)。ペースは平均2分02秒前半。
★1位〜10位ポル・エスパルガロ(ヤマハ・テック3、+0.869)までのタイム差が0.8秒台。
モト2『セパンFP1の経緯』
★ヨハン・ザルコ(スッター)がスリップ転倒にもかかわらず2分08秒048を刻み、首位を獲得。2回出走し、4周連続して2分08秒前半で走行した。
★ランキング首位のエステヴェ・ラバトが2位(カレックス、+0.228)。チームメイトでランキング2位(41ポイント差)のミカ・カリオは16位(+1.106)。
★3位はトーマス・ルーティ(スッター、+0.239)。
★1位〜12位マーヴェリック・ヴィニャーレス(カレックス、+0.768)までのタイム差が0.7秒台。
★イタリア勢トップはマッティア・パジーニの9位(カレックス、+0.720)。
★ロベルト・ロルホは終盤に転倒し、28位(スッター、+1.815)。ロルホ選手は『Tasca Racing』チームよりセパン/ヴァレンシアGPにモト2参戦する。
モト3『セパンFP1の経緯』
★ジャック・ミラー(KTM)が2分13秒773で首位タイムを獲得。なお、昨年のPPタイムはルイス・サロムの2分13秒867、コースレコードはミゲル・オリヴェイラの2分14秒339。
★2位エフレン・ヴァスケス(ホンダ、+0.166)、3位ヤクブ・コーンフェール(KTM、+0.327)。
★ランキング首位のアレックス・マルケスは5位(ホンダ、+0.540)。
★8位ブラッド・ビンダー(マヒンドラ、+0.921)はセッション終盤でスリップ転倒。
★イタリア勢トップはニッコロー・アントネッリの10位(KTM、+1.308)。『VR46』チームのロマーノ・フェナーティは11位(KTM、+1.350)。