第2回セパンテスト初日を終えた際の、一本眉ダッリーニャさんのコメントです。
『ダッリーニャ:GP15は期待していた通りのドゥカティ機だ』
★先の第2回セパンテストでは、ジジ・ダッリーニャ陣頭指揮による新ドゥカティ機『GP15』がシェイクダウンされ、特にこれと言ったトラブルも見られなかった。
★ダッリーニャゼネラルディレクターのコメント。
「私自身も喜んでいると言うべきでしょうね。今日はドヴィツィオーゾが90km、イアンノーネが150km走り…だから、まだ作業も序盤なんですが、今回のテスト終了時にはGP14機よりも15機の方が良いと言う結論に達せられる自信はありますよ。そうなったなら、もう究極的なポジティブしょうね。」
【前回のテストタイムを上回ることが目標?】
「第1回セパンテストのタイムを多少上回ること…そうですね。とにかく、今回のテストの目標はタイムを出すことではなく、車台を開発することだと頭に入れておかなければ。つまり、エンジン面に関してはあまりリスクを負わないようにしてるんですよ…止まってしまうと損失なんでね。リミッターも低めにしてあるし、その他にも似たような工夫をしてます。うちの予定はカタール開幕戦までに調整しきることなんで。」
【調整しきると言うのは?】
「GP15機でレースに出ると言うことです。」
【目標としている結果は?】
「今回のセパンテストで目にしている事実…そして、カタール開幕戦でGP15機をデビューさせると話題にしていることが、既に1つの結果でしょうね。これら全てが当然のことだとは思ってませんから。今回からカタールまでにどんな問題点を見つけられるかに依りますね…そして、GP14機と15機のそれぞれの長所の折衷案を見出せるかどうかに依ります。」
【希望通りのマシンになった?】
「素質としては、そうですね。我々が希望していた多くの点が裏付けられました。ただ、多少の問題点も浮び上がってきているので、そこは手を入れていかないと。ただ、全体的にはかなり満足しています。」
【ドヴィツィオーゾ選手が『最大限にプッシュしなくてもマシンが曲がることは理解できる』と言っていたが…】
「ゆっくり走っても、ある種の感触は分かるでしょう…ただ、レコードラップを出してくれてから、そう言ってくれるなら…私としてももっと自信が持てるんだが(笑)」
【初日の今日は、そう走り込んではいなかったが…】
「ここは、エンジンやシャーシの多数のコンポーネントにとって極端なコンディションですから…適度に慎重に進めていかなければ。」
【他のGP15機が完成するのは、いつ?】
「各種マテリアルは既に引渡してあります…次回のカタールテストまでに仕上がってくれると良いんだが。確信が持てるまでは、やはりGOサインは出しませんけどね。とにかく常にライダーらは、マテリアルが不適切だと思うなら自由に却下できますから。」
【問題点は、大きなものが1つだけ?それとも細かなものがたくさんある?】
「他よりも大きな問題点が1つありますね。ハードブレーキが余計に手を入れなければならない箇所なんですよ。悪化すると予想してきたんですが…対抗措置考えてきたほどでね。ここで検証していく予定です。」
【目標タイムは設定してある?】
「今回のテストを、これまで出してきたものを上回る結果で終えたいと思ってます。まぁ、楽観的に構えてるんですが…それが出せるかどうか確信はありません。うちのライダーらと共にコースで確かめていくものと思ってますよ。」
(管理人注:第1回セパンテストのドゥカティ首位はアンドレア・イアンノーネ選手の1分59秒388、第2回セパンテストでは同じくイアンノーネ選手で1分59秒722。ただし、コースコンディションは1回目の方が格段に良かった)
(2015年02月23日『Gpone』記事参照)
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なら早いとこファクトリー2なんてヘンテコなルールから卒業してください。