『ジュリアーノ3ラウンド欠場:ドゥカティ、ベイリスにすべきか、ピッロにすべきか?』
★SBKフィリップアイランド公式テスト中の転倒で腰椎L1およびL2を骨折したダヴィデ・ジュリアーノは、回復に90日間の静養が必要と診断された。
★このためジュリアーノ選手はタイ戦(3月22日)、スペイン戦(4月12日)、オランダ戦(4月19日)を欠場することとなる。
★ドゥカティではジュリアーノ選手の代役として、先のフィリップアイランド開幕戦にはトロイ・ベイリス(45才)を参戦させ、他の選手らよりも遥かに少ないテスト走行でレースに挑み、リザルトは13位&16位だったものの、今なお強い走りを披露した(トップ陣に0.3秒差)。
★ドゥカティでは現在、タイ戦以降の代役を誰にすべきか検討している。現在、候補に上がっているのはトロイ・ベイリスとミケーレ・ピッロ。
★ベイリス元選手自身は今後も参戦できる意向を示している。また、タイはドゥカティにとって成長中の市場であり、ベイリス元選手の起用には大きなPR効果が期待できる。また、タイは初開催のため、全選手とも同じ条件となる。
★ミケーレ・ピッロ(28才)は、現在、ドゥカティのモトGPテストライダーを務めているため、タイ戦に出る場合は、まず3月17日(火)にカタールでGP15機によるミシュランテストを行なってから、タイへ直行することとなる。
その次のスペイン戦では時間に余裕があるものの、オランダ戦の際はまたアルゼンチンテストとの強行軍となる。
★第2回セパンテストでシェイクダウンしたばかりのGP15機の開発は、ピッロテストライダーが行なっているため、ドゥカティでは危険で複雑な予定はあまり立てたくない。
★第3案として、予備テストライダーのハヴィエル・フォレス(ドイツ選手権に参戦中)と言う選択肢も検討されている。ただし各TV局からは著名ライダーの参戦を要請させているため、同案は留保される模様。
(2015年02月28日『La Gazzetta dello Sport』記事参照)
ちなみに前回のフィリップアイランド開幕戦での、トロイ・ベイリス代役参戦の舞台裏は、メルマガ『風聞〜イタたわGP』に方にまとめてまります♡
【20号 2015年2月27日 発行】
SBK開幕:トロイ・ベイリス、フィリップアイランド参戦の舞台裏
[amazonjs asin=”B00O1F5C4Y” locale=”JP” title=”マスターワークコレクション No.146 ドゥカティ 1199 パニガーレ S (レッド) 塗装済み完成品 21146″]
ベイリスで良いんじゃないっすか。