『ロッシ：オースティンは直線2ヶ所が問題』
★ヴァレンティーノ・ロッシはカタール開幕戦を優勝で飾り、2010年以来、久し振りに総合首位に立ったが、オースティン次戦（4月12日）はロッシ選手にとってもヤマハM1機にとっても得意なコースではない。
なお、オースティンはホンダのマルク・マルケスが得意としているコースである。
★ヴァレンティーノ・ロッシのコメント。
「シーズンを優勝で始められるって言うのはけっこう素晴らしいことなんだけど、これからはどこのコースでも高い戦闘力を持てるようにしないと。オースティンは僕の得意なコースじゃないし…サーキットは本当に素晴らしいし、コーナーのいくつかは本当に気に入ってるんですけどねぇ…長い直線コースが2ヶ所あって…そこがうちの弱点になるんですよ。
ライバル陣は強いけど、でも、うちのマシンがかなり改善されたのは事実だし、マシンの感触には本当に喜んでます。最良の解決法を探るべく懸命に作業をしていきますよ…カタール戦の時のようにね。カタールでの勝利を経て、うちのモチベーションもかなり上がってるし、新たなレースに向けて準備OKです。表彰台に上がりたいねぇ…容易くはないが、頑張りますよ。」
★カタール開幕戦ではヘルメットの不具合もあり、4位に終わったホルヘ・ロレンソのコメント。
「カタールはもう過去の話です…もっと良い結果が出せてただろうけど、今はオースティン次戦に集中してます。またコースに戻れるのが楽しみですね…ただし、通常、あそこのコースはあまりうち向きではないんですけど。2013年には表彰台に上がれてるんで、このまま集中力を保って、最善を尽くしていきますよ。もうできるだけ早く走りたくてたまらないんですよ…絶好調って感じだし、精神的に強い感じがするんですよ。去年よりも良い仕事ができることを願ってます…僕もヤマハ機も良くなってるし…多分、新タイヤのおかげで優勝争いができるチャンスがあるんじゃないのかなぁ。僕自身は最善を尽くしていきますよ。」
（2015年04月07日『Gpone』記事参照）
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