『2015 アルゼンチン モトGP 予選トピックス』
★4月18日、ロードレース世界選手権アルゼンチン戦、モトGPクラスのFP4/予選1/予選2が行なわれた。
★マルク・マルケス(ホンダファクトリー)が2台のマシンと3回タイムアタックをかけ、1分37秒802でPPを獲得。唯一、38秒の壁を破ってみせた。
マルケス選手のコメント。
「実は、もっと速く走れると思ってたんですよ。でも、3本目のタイヤの時、ちょっと自制するようにしたんです…2位とも離れていたし、やりすぎない方が良いかと思って。3本タイヤを使ったのが良かったんですね。マシンも2台ともスゴく良い感じだし。2台に違いは全くありません。明日は難しいレースになるでしょう…ロッシもホルヘもペース面で強いから。」
★2位はアレイシ・エスパルガロ(スズキファクトリー、+0.514)。スズキ機のプロジェクトは良い出来の模様。
エスパルガロ選手のコメント。
「嬉しいです。面白い予選でした。僕はこれまでタイヤ3本使ったことはないんですよ。マルケスですか?…ムチャクチャですね。うちのアドレナリンも爆発ですよ。」
★3位アンドレア・イアンノーネ(ドゥカティファクトリー、+0.665)のコメント。
「ここのコースは全体的に好きなんですよ。実に素晴らしい…でも、セッティングには苦労しましたけどね。かなり滑りやすいし、レースはキツいでしょう。ブレーキに問題があってね。今朝のFP4ではユーズドタイヤで伸ばせたんですよ。ここまでは良い仕事をしてきましたね…明日、エクストラハードタイヤでもって、(ヤマハ&ホンダの)ファクトリー機が差をつけてこなければ良いんだけど。うちは接近していきますよ。」
★トップスピードはマルケス選手が時速326km、イアンノーネ選手が時速328km、アレイシ・エスパルガロ選手が時速312km(※ヴィニャーレス選手は時速314km)。
★4位カル・クラッチロー(ホンダLCR)と、5位ホルヘ・ロレンソ(ヤマハファクトリー)のタイムが1分分38秒485で同じ。
★ヴァレンティーノ・ロッシは8位(ヤマハファクトリー、+1.088)。
★ドゥカティ旧機『GP14』を駆るダニーロ・ペトルッチが7位(ドゥカティ・プラマック、+0.984)。
★予選1から予選2へ昇格したのはブラッドリー・スミス(ヤマハテック3)と、エクトル・バルベラ(ドゥカティ・オープン機)。
★予選1でジョニー・エルナンデス(ドゥカティ・プラマック)が走行中にマシンをコース脇に停止させた。ガス欠か?メランドリ選手もトラブルで、マシン停止。
(2015年4月18日『Gpone』記事参照)
『2015 アルゼンチン モトGP 予選2リザルト』
『2015 アルゼンチン モトGP 予選1リザルト』
『2015 アルゼンチン モトGP FP4リザルト』
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