『マルケス:ロッシとの接触転倒はツイてなかっただけ』
★4月30日(木)、ヘレスGP会見でマルク・マルケスが次のように話した。
「アルゼンチン戦で(転倒リタイヤして)ポイントゼロだった時から、もうプレッシャーは感じてないです。カタール開幕戦では、もっと(プレッシャーが)あったんですが。これから、まだレースはたくさんありますから。総合順位でもっと上にあがっていきたいです…でも、2013年の時は、もっとたくさんポイントを挽回したし。今後もずっと同じアプローチで行くつもりです…つまり、100%全力投球です。もちろん、時には(優勝より下の順位に)甘んじる必要もあることは分かってます。ヴァレンティーノ(ロッシ)との接触事故はミスじゃありません…レースにおけるエピソードの1つです。あの時は僕がツイてなかったけど、他の選手がそうなることもあるだろうから。」
【2位に甘んじると言うのは、それほど受入れ難いもの?】
「少しずつ、僕は理解してきてるんです…25ポイントじゃなく、20ポイントにしておいた方が良いってことを。でも、常に100%全力は出しますけどね。」
【あの接触事故以降、ロッシ選手との関係は?】
「ヴァレンティーノとの関係は変ってませんよ。その件について(ロッシと)話し合ったりはしてませんけどね。今回は、また新たなレースなんだし、もう話す必要もないでしょ。僕ら2人とも、何がどうなったのかは良く分かってると思います。100パーセントのプッシュをしてる時には起きる事なんですよ。あの方向転換の際、おそらく僕らの走行ラインは別々だったんだし…びっくりはしましたけどね。とにかく、良い勉強になりました。」
【ヘレス決勝戦の最終ラップ最終コーナーで、もしロッシ選手と競合いになったら?】
「ヴァレンティーノと優勝争いができたらラッキーでしょうねぇ…今回、僕は100%の状態じゃないし。最終ラップは何が起きるか分からないものだし…全力投球して、そしてどうなるか…ですよね。」
【アルゼンチン決勝戦では、やっぱりエクストラハードタイヤを選んだ方が良かった?】
「タイヤの選択は、やっぱりあのままですよ…エクストラハードでは優勝のチャンスはありませんでしたから。ヴァレンティーノはエクストラハードで本当に強かった…追いつかれてしまいましたからね。今後は、もっと上手く行くでしょう。僕は毎回、PP争いも優勝争いもして…つまり、うちのレベルは、とにかく高いってことでしょ。」
【トレーニング中の事故で負傷した件について…】
「先週の土曜日、友達と一緒にトレーニングしてたんですよ。『これで最後』って言いながら、ずっと走り続けてね(笑)…そうやって、もう1回コースに出ようとした瞬間、転倒してしまって。僕の後ろを走っていたマシンに小指を轢かれてしまったんですよ。ツイてたと思いますよ…だって、胴体の方を思い切り轢かれてたかもしれないんですからね。」
【今回のレースの予想は?】
「明日、走ってみて、どんな感じか…ですよね。土曜の夜に手術したばかりなんで…おそらくいつもより苦戦することは覚悟してます。でも、スペインのファンの皆さんのお陰で大きな満足感が得られることでしょう。」
【ペドロサ選手が復帰したら、ポイント獲得で助けになりそう?】
「ダニ(ペドロサ)には、できるだけ早く復帰して欲しいと思ってます。ただ、タイトル争いに関しては、どれだけ助けになってもらえるか分かりません…チームメイトが自分とライバルの間に割って入ってくれたとしても、自分の方で必要なポイントを稼げないって事もありますよね…でも、重要なのはダニが早くチームに戻ってくるって事の方ですから!」
(2015年04月30日『Gpone』記事参照)
(2015年04月30日『Motosprint』記事参照)
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こちらで、
過去の選手達の「小指」に関する驚愕物の話が載せてありましたけれど、
やっぱり2輪の人達って、精神構造が違うなぁ。
突き抜けている・・・と言うか、外れている・・・というか。
マン島TTのドキュメンタリー映画の中で、
「2輪のレーサーはクレイジー」みたいなことを言っていたと思うけれど、
カテゴリーは関係無しだわ。
フリースタイルでも、トライアルでも。
同じモータースポーツでも、4輪とは全く違う気がする。
・・・確かに、胴体よりは良かったけどね(^_^;)