『ミシュランテスト:ロッシ・マルケス・ロレンソ転倒』
★6月1日(月)、ムジェッロサーキットでミシュランタイヤの走行テストが行われた。今回のテストの目標は、フロントタイヤ用に最良のカーカスを決定することだった。なお、前回のセパンテストではタイヤのプロフィールが選択された。
★同テストでヴァレンティーノ・ロッシ、マルク・マルケス、ホルヘ・ロレンソが終盤で、まさにフロントタイヤが原因で転倒した。
★ロレンソ選手は『Materassi』コーナーでプッシュしようとした際にスリップ転倒した。
その数分後、マルケス選手が『Correntaio』コーナーで同様に転倒し、17時30分少し前にはヴァレンティーノ・ロッシが『Arrabbiata 1』コーナーで転倒した。
★3選手ともケガはなく、ボックスに帰還し、テストを終了させていた。メカニックらはバルセロナ次戦に向け、マシンの調整を始めていた。
★ミシュランからは化学エンジニアも参加した。4種類の構造のフロントタイヤが用意されたが、問題が多発していた。
★ロレンソ選手はセパンテストの際にもフロントが原因で転倒しており、その時と比較し状況は改善されていない模様。
★選手らはブリヂストンと契約中のため、ミシュランタイヤへのコメントは公開できないが、ミシュランのフロントタイヤはグリップが落ちても、選手らはそれに気づけない模様。また、グリップは急に落ち、回復させることもできない模様(コーナー進入の際にプッシュすると、急にグリップが落ちてしまう)。なお、ブリヂストンタイヤの場合は、タイヤの反応がもっとわかりやすく、多くの場合、ハンドルの切れ込みも回避できる。
★ミシュランタイヤのパフォーマンスは好評価だが、想定外の事態が起きる傾向に関しては多少懸念されている。
★トラスポンダーがマシンに搭載されなかったため、以下のタイムは非公式のものである。なお、同テストの際は気温が高かった。
ホルヘ・ロレンソ 1分47秒7
マルク・マルケス 1分47秒8(5/31レースでの最速は1分47秒654)
ヴァレンティーノ・ロッシ 1分48秒
アンドレア・ドヴィツィオーゾ 更に遅い(ミシュランタイヤでのマシンのセットアップに問題が生じていた)
★ミシュランでは完全レース・シミュレーションを提案していたが、選手らから却下された。
★非公式ながら、リアタイヤはグリップも十分で、合格点だった模様。しかしながら、その十分なグリップのせいでフロントに支障が出ているのではと発言する者もいた。
★下記はロッシ選手が転倒した際のシークエンス写真。
(2015年06月01日『Gpone』記事参照)
(2015年06月01日『Gpone』記事参照)
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こういうテストでエンジンを失う場合のカウントはどうなんでしょ?
使用制限台数にカウントされちゃうんでしょうかね?
封印されてないエンジンなら自由でしょう。来年用の凄いやつを使ってるんじゃないでしょうかね。
MotoGP初期の頃とミシュランの特性変わってないのかな
あの頃もこんな話があってブリジストンから履き替えた玉田は低迷してた
正座、してますね。
ミシュランはいつまで経ってもミシュラン
ヘンコなフランス人が思想を変えることは無いか…
ロッシはミシュラン経験者なのにコケるとは…
タイヤに手こずってスランプになるライダーも多数出るんだろな…GP500の時みたく
個人的にミシュランのタイヤ作りの思想は嫌いじゃないんだけど、危ないのしか市場に出てこないから履きません