『ロレンソ:最高のヤマハ機』
★8月16日(日)、ブルノGP決勝レースでホルヘ・ロレンソが今シーズン5勝目を決めた。モトGPクラスでは38回目の優勝となり、ケーシー・ストーナーの記録に並んだ。
★ロレンソ選手のコメント。
「午前のウォームアップに比べ気温が上がってしまい、タイヤのチョイスに関してはちょっと心配だったんですよ。最終的には、FP/予選で良い感じだったのにしたんです(※前後ともにミディアム)。6周目で引き離しに成功して…その後は、けっこう気をつけてなければならなくって…トラクションでけっこう滑ってたもんですから。
今回は重要なレースでした…これでヴァレンティーノ(ロッシ)と同点首位になったんですから…マルク(マルケス)は、追いつくのが難しくなりましたね。」
【マルケス選手に追いつかれそうだった?】
「タイヤがタレてきたらマルクのペースがどうなるのか興味津々だったんですよ。幸い、落ちてきてくれてね…インディアナポリスで維持していたようなリズムを、最後まで続けられなかったみたいですね。」
【マシンの方は…】
「ここ何年かのなかで最高のヤマハ機ですね。ヴァレンティーノはシーズン最初から、それを有効活用できていて、常に表彰台に上がってきたでしょ。僕はレースによってはイマイチだった時もあって…ちょっとアンラッキーだったこともあったし…常に表彰台ってわけにはいきませんでしたね。とにかく、ゼロポイント・レースだったこともないし…今は同点でしょ。ただ、マルク・マルケスも含めての凄い戦いになるでしょうね。まだシーズンは長いし、多くの試練が待ち受けてますよ。」
【ロレンソ選手の調子は?】
「現在の体調、精神状態に、このマシンなら…常に表彰台に上がれるでしょう。」
★ロレンソ選手はこの他、次のようにも話していた。
「レース序盤はコースも滑りやすくて、思ったようなリズムで走れなかったんですが、3〜4周後、状況は好転しました。僕の方は0.1秒速くなったし、マルクは落ちてきたんで…最終的なリザルトには、それが大きな違いになりました。
ある意味、うちは過去の世界選手権史との戦いになるでしょうね…だって、ドイツ戦の後に総合首位だった選手がチャンピオンになるって、よく言われてるじゃないですか。」
(2015年08月16日『Motosprint』記事参照)
(2015年08月16日『Mediaset.it』記事参照)
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嬉しすぎて帽子かぶるの忘れちゃいましたね…
先行逃げ切り気持ちのいい勝利です!ホルヘ、M1を万全で走らせたら誰も着いてこれませんね
次回も楽しみ
5勝目及び、ポイントリーダー浮上やったー!
やはり、プラクティス初日から速いとかなりの確率で優勝してくれますね。今回はいつもよりM1のスライドが大きいように見えましたが、安定感あるライディングと流れるような切り返しでいつものように乗りこなすホルヘに再度ホレボレしました。また、2012年優勝の時もそうでしたが、シャンパンファイトでチームのもとに表彰台を下りてまで勝利を分かち合うあの姿はとても感慨深く、原田さんも日本人ライダーに向けて「チームを大切に」というアドバイスをしておりましたが、まさに「こいつのためなら徹夜してでも頑張っちゃう!」とチームに想われるホルヘなのでしょう。
次戦のシルバーストーンも優勝期待しています!!!