『ロッシ:がっかりリザルト』
★8月16日(日)、ブルノGP決勝レースでヴァレンティーノ・ロッシが3位を獲得。今シーズン11回連続表彰台(昨シーズン茂木戦から数えると15回連続)となった。
★ロッシ選手のコメント。
「スタートはけっこう酷かったですね…スミスにもドヴィツィオーゾに抜かれてしまった。序盤ラップでタイムロスしてしまい…でも、いずれにせよホルヘ(ロレンソ)とマルク(マルケス)のペースは別物でしたけどね。
スタートを別にしても、僕は遅かったんですよ…好ペースで走れなかった。大変でね…タイヤに良いグリップもなかったし。もう0.3〜0.4秒速いと思ってたんですけどねぇ。がっかりリザルトですよ…ホルヘやマルクからあまりにも離れすぎていてね。ホルヘ相手には厳しいってことは分かってたんだけど…マルクと戦うつもりだったのが…そうは行きませんでした。」
【タイヤ選択で失敗した?】
「タイヤが問題だったとは思いません。FP/予選で良い感じだったタイヤを選んだのだけど、今日の午後は苦戦してしまって…特に、フロントの方ね。変ですよねぇ…マシンに僅かに改良を加えたら、ちょっとグリップが落ちてしまって…これから理由を調べてみないと。」
【総合順位ではヤマハファクトリー組が同点首位となったが…】
「ホルヘと同点ってことで…とにかく、上の方にはいるわけで…悪くはないですよね。ただ、ホルヘの方が優勝回数が多いんで、僕より上ってことになるけど。問題は、現在、ホルヘが本当に強い走りをしているってことですよ…夏休み明けで、もの凄いレースを2回こなして…本当に絶好調でしょ。これは倒すのが難しくなりますよ。でも、チャレンジしないとね。」
【ロッシ選手から見て、ロレンソ選手の強味はどこ?】
「ホルヘは、セッティングが完璧じゃなくても…アスファルトが汚れていても、速くなれるんですよ。そう言う『なんでもOK』って言うところで違いを出している。その辺りを、うちも改善していかないと。」
【次の次はロッシ選手が大好きなミザノ戦だが…】
「ミザノまで待ってたら遅すぎでね…もうシルヴァーストーンから戦闘力を上げていかないと。あそこはホルヘが強いけど、僕も去年は良いレースができてたから(※3位)。」
(2015年08月16日『Motosprint』記事参照)
[amazonjs asin=”B00481MVQI” locale=”JP” title=”267 がっかりさせないでよ。”]
ロレンソファンの方々おめでとうございます。さぞかし楽しいレースだったことでしょう。(嫌味じゃないよ)何よりレース展開より今後のチャンピオンシップを考えると物凄く期待できる内容でしたね。ロッシ贔屓のオレとしては、ちょっと不安になるレースでした。今まで8番グリッドでも優勝してたのに、フロント口一スタートであのタイム差とは…。でもロッシは諦めてない。周りの予想を覆して復活してきた男だ!最後まで信じるぞ一!
ホントがっかりだよ!もう…
因みに がっかり=ほしのさん だけで十分(笑)
まぁ過ぎた事につべこべ言っても始まらない
次だ次!ヤル気満々!! 締まって行こう!!!
15連続表彰台に乾杯!
エッジグリップ頼りだったロレンソが不思議な確変。
ロレンソって不思議なライダーですわ。
最終戦じゃなくて良かったですよ
Σ(゚д゚lll)
セッティングとか路面がどんな状況でも
速かったのは、あなたですよバレー
まぁーあの頃とはマシンもライダーの
レベルも上がったと言えばそれまでだけど
ブルノ戦後 落胆してるバレーを見たのは
バレンシアでヘイデンに敗れた時以来かな‥
それでもバレンティーノはやってくれる男だと思いますよ
次戦シルバーストーンから新たなチャレンジ そして振り出しになったわけだから
スプリントな開幕戦って感じかな
茂木に来る時はポイントリーダーである事を信じてます
別件なんですが、前戦インディアナポリス
でモト3 VR46のフェナティーはピットストップでタイヤ交換したんですか?
どなたか知ってる方いたらお願いします。
フェナティ、ピットインしてタイヤ交換してましたよ。
トップレベルのライダーの中ではピット作業がかなり早い方だったんですぐに順位を挽回してましたね。
あまりに速すぎるので、私も最初フェナティのラップ計測機が誤作動かなんか起こしてるのか?とビックリしました。
タイヤ交換についてはmotogpメモさんというサイトに考察が有りました。
http://motogpmemo.blogspot.jp/2015/08/moto3.html
早速の返答ありがとうございます!
サイトまで添付m(._.)m
結局はサイディングラップでしたっけ?
あそこで交換したマクフィーはいい判断でしたね。
フェナーティ選手、タイヤ交換してましたよ。
そばで両手を叩いて(けっこうオヤジっぽい仕草でした)メカニックさん達を急かしただけあって、レース後には、「F1のフェラーリ並みのタイヤ交換だった」と満足してました!
chirico LA は管理人さんで
LA chiricoさんは読者さんですよね?(笑)
フェナティーは怒ってるようにも見えたけど…あんな感じですよねフェナティーってヾ(*´▽`*)ノ
VR46アカデミーの選手はみんな好きなんですが特にアントネッティ君は
童顔でいいですね
見ためと走りにギャップがあるところがGOOD
「ホルヘは、セッティングが完璧じゃなくても…アスファルトが汚れていても、速くなれるんですよ。そう言う『なんでもOK』って言うところで違いを出している。その辺りを、うちも改善していかないと」というコメントは意外でした。
原田さんの解説は、セッティングが決まっている時はロレンソ、そうでないときも早いのは経験値に優るロッシ、ということでした。
我々からは、好不調の波が大きく、速いが脆いような印象もあるロレンソですが、
今回のように完全に仕上がった自信満々の”ハンマー”ロレンソは
ロッシからはこのように見えてるんですね。理解を超えた速さ、みたいな。
転倒覚悟のギリギリで出した”自慢できるアタック”もライバルにプレッシャーとなっているということでしょうか。
プレッシャーといえばマルケスも、ロッシに対してプレッシャー掛けてましたね。
『お前についていくのは難しくない』って感じでした。
もしロッシのスタートミスがこうしたプレッシャーが影響してるとしたら面白いと思います。
ロッシにプレッシャー掛けられて
何もされてないのにミスで自滅してたジベルノーを思い出しました。
見てるほうもちょっとがっかりでしたね。もっと競った面白いレースになるかと思ってましたが。後半強いロレンソやや有利?マルケスは常に優勝でペドロサに常に2位くらいに入ってもらわないと厳しいか。この4台の間に常に割って入れるライダー、バイクがもうちょっとあるといいけど。
以前ヤマハのスタッフさんの話で、ロレンソはセッティングの許容範囲が広くちょっとした変更に対して効果が解りにくい事があるのに対し、ロッシはドクターの異名通りに的確にリアクションを返してくれるという話が書かれてたように思います。
ロッシが言ってるのはそこでしょう。原田さんが言っていたのは、ロレンソはその許容範囲を外してしまうと極端にメンタルが落ちる時があるってことかなと思いました。無理をしないって点ではペドロサも同じ匂いがしますね。
ロッシ、マルケスの様なファイタータイプもいて、彼らの様なアーティストタイプも好調なので今年のMOTOGPは面白い!
地上波の方しか見てないんですが、原田さんが何よりロッシのモチベーションの保ち方が(速さの)全てだと話していたのに妙に納得してしまった。あんだけ巨額の金を稼いで、名誉や栄光も手にして、それでも命を削って速く走りたい、という気持ちを維持できるところが超人なんだな、と。
たしかに。
ロッシの超人モチベーション。
本当凄いとおもう。