ロッシ5位『ウィングは、明日試してみる？』2015ミザノGP

『ロッシ：スピード面で苦戦』

★9月11日（金）、ミザノ戦FP2を5位で終えたヴァレンティーノ・ロッシが次のようにコメントした。
「各面において、もっと良い出だしになると思ってたんですけどね。まず、コース・コンディションですよ…グリップは良くなったが、多分、汚れてるせいからか…タイヤへの負担が大きくて…フロントの作業をするのが大変でね。技術的には、うちはマシンの荷重配分を改善していかないとなりませんね。」

【具体的にはどの辺りで苦戦しているの？】
「特に高速ゾーンですね…昔はそこが強味だったって言うのに。フロントタイヤで苦戦してしまって…ブレーキングやコーナー進入で良い動きができないんですよ。FP1はもっと酷かったんだけど、その後、一歩前進できて…午後のFP2では状況は好転してましたね…特に、セッション終盤で固めのタイヤを履いた時なんかね。これはレースに向けて選択肢の1つになりそうですね。まだ100％って感じじゃないし、思ったようにプッシュできなくて…とにかく最良セッティングを見つけるには、まだまだ作業が山積みですね。」

【シルヴァーストーン戦でも金曜日は苦戦していたようだが…】
「こっちの方が良いでしょうかねぇ…上位陣とのギャップにしても、ペースにしても。僕、ロレンソ、マルケス、ペドロサがペースの良い選手でしょ。それからドヴィツィオーゾもいますね…ちょっと遅いけど。それからポル・エスパルガロのことも油断できないですね…2014年も強い走りをしていたから。」

【ロレンソ＆マルケス選手が最強だが…どちらがより凄そう？】
「ホルヘの方ですね！マルクのことは速いと思ってたんで…ホンダは7月末にここでテストをしてたでしょ…実際、ペドロサも初っ端から強い走りをしてるし。でも、ホルヘの方は本当に良い仕事をしてましたよ。最初から速かったし、ペースも最高でしょ。」

【ロレンソ選手はカウルにウィングを付けていたが…明日、ロッシ選手も試してみる？】
「それを使って、実際にコースで稼げるタイムよりも、それを話題にして無駄にする時間の方が多いんじゃないのかなぁ。試すかどうかは分かりません…でも、がっちり取り組むべき作業はマシンの荷重配分の方なんで…カウルの羽の方じゃなくてね。」

（2015年09月11日『Moto.it』記事参照）
（2015年09月11日『Omnicorse.it』記事参照）

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