『イアンノーネ:ヴァレンシアではロッシを助けたい』
★10月31日(土)、アンドレア・イアンノーネが伊国営放送のトーク番組『Che fuori tempo che fa』に出演し、現在の心境を語った。
★イアンノーネ選手のコメント。
「(ロッシvsマルケスの一連の出来事は)なんだか悪ふざけみたいでね…でも、そうじゃないんですけどね。本当に(状況を)見通すのは難しいですよ。ここ最近の2戦は対照的でね。フィリップアイランドの方はここ何年間かのレースの中でも一、二を争うぐらいの名勝負だったし…セパンの方はその反対で。」
【フィリップアイランド決勝戦でのマルケス選手の動きから何か気づいてた?】
「あの時、僕らは優勝争いをしてたんですよ。マルケスを抑えるのは容易なことではなく…僕らが抜けば、常に抜き返してくる状態だったし…ホルヘ(ロレンソ)が逃げ切りを図ってるって言うのにね。個人的には、あの時の(マルケスの)レース運びをとやかく言うのは難しいですね…グランプリって言うのは、影響を及ぼしてくる要素が色々あるから。あいにく、僕はホンダ機に乗ってたわけでもないし、マルクスのリズムがどの程度だったのかを判断することはできないです。」
【ヴァレンシア決勝戦で、イアンノーネ選手はどう言う走りをするつもりか…今は大勢から訊かれるでしょ?】
「もちろん、ヴァレンティーノ(ロッシ)を助けたいですよ(会場から大きな拍手)。ヴァレンジアで(ロッシが)普通のレースウィークエンドを送れれば良いんですけど…最後尾スタートなんかじゃなくね。こんなに凄いシーズンを送ってきたんだから、最後の最後まで戦うのが相応しいじゃないですか。」
【(マルケス&ロレンソの)アンドーラの密約についてはどう思う?】
「分かんないですよねぇ…自分がどこにいるのか分からないことだってしょっちゅうあるのに、ホルヘとマルクがどこにいたかなんてねぇ(冗)。」
【ロッシ選手と言うのは他の選手と比べ、何を余計に持っているの?】
「とにかく、タイトルはたくさん持ってますね。それから、2輪レースの様相を変えてきたでしょ…特にレース後にやっていたお祝いギャグとか、優勝数なんかで…コミュニケーションを取ることも忘れなかったし。だから感謝しないと…いまだに現役で走り続けてくれてるんだから。」
(2015年10月31日『Gpone』記事参照)
【メルマガ号外 2015年10月31日 発行】
【2015年セパンGP内輪話】
●ロレンソ&マルケス:アンドーラ密約の噂…
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密約って…確定みたいに言うんだなぁ。拍手のタイミングも、やっぱり国民性なのかなと嫌なこと思っちゃいそうです
遠藤智さんは、ロッシが「蹴った」と確信してますねえ。
こうハッキリ言ってると逆に清々しい。
この記事ですね。
http://number.bunshun.jp/articles/-/824436
知らなかったです。
情報頂き有難う御座いました。
イアンノーネは良い奴だな。同郷の先輩をフォローしてるんでしょう。
でもこれ、ロッシにとってはネガキャンになりかねないなw
ロレンソマルケスはあくまで「密約」なわけだから、公にサポート宣言しちゃうと仮にロッシがタイトル獲れてもレース内容によっては不名誉なトロフィーになっちゃうね。
それこそがロッシ失墜を目論むマルケスね真の狙いなのかもしれないし…ってマンガの読みすぎか(笑)
GP観戦者のほとんどの方は、今回のロッシのやったことについて非は非であるとしつつも、これまでの彼の業績が損なわれるものではないと考え、レジェンドとしての名誉が汚されないことを願っていると思います。
それはロッシファンだけでなく、誰のファンであっても願うことだろうと思います。
しかし残念なことに、ロッシ擁護の一部のメディア、一部のファンのエゴイスティックな発言・行動は、そういったリベラルなファンの思いを踏みにじるものです。
自国のライダーを、または自分の愛するライダーを擁護するために、他ライダーの名誉を傷つけるようなことをするのは、もはやその人たち自身のエゴにしかすぎません。
マルクとホルヘの密約の噂はその最たる現れであり、憤りを通り越して悲しいです。
過ちを犯した同郷のライダー、自分の推しライダーに名誉と誇りがあるように、ライバルにもそれがあるということを忘れているんでしょうか?
人間がやることだから私怨もあれば遺恨も残る。
しかし、その中で繰り広げられてきたギリギリの戦いを見てきたこと、彼らがどのように戦ってきたかを忘れてしまったんでしょうか?
どんな状況であれプロフェッショナルたるライダーやチームがやるべきことは一つです。
それを取り巻くメディアやファンがそれをどう受け取るか。
ポジティブなものをフィードバックさせるか、はたまた三文芝居に貶めるのか、それをよくよく自覚しなければ、レースという厳しくも赤裸々な勝負の世界を見る意味はないと思います。
・・・こんなこと書いてもしょうがないんでしょうね。
でも書かずにはいられなかったんさ。
りゅさん
同感です。
今回の件はファンの心も揺さぶる非常にエモーショナルな側面もあったと感じますが、その中で一番怖いのはナショナリズムの対立に発展することだと思います。
マルケス襲撃事件は残念です。
出来れば当事者達が周囲に自制を促してほしいですが、彼等自体の熱が冷めてない状況でしょうか。
現実を直視しリスクを回避する段階かもしれません。
どうなるのか?
我々は事態の推移を見守ることしかできません。
ほんと、良い事言うなぁ
ただ、これまでの名誉は消えなくとも、自分で泥をかけて汚されたモノにはなってしまったけど。
当事者以外が、なんで?どうして?と考えてもしょうがないけど、一連の言動さえしなければ、総合優勝の結果どうあれ、今年は凄かった言ってもらえたのに。
>でも書かずにはいられなかったんさ。
これって私のコメントに対するレスって意味なんですかね。そう解釈して一応レスしますね。
密約云々の話は記事内の流れに乗りつつ引用しただけです。私個人は密約など疑ってませんよ。
今回のイアンノーネの発言の意図が湾曲して解釈されることを危惧していると言いたかったのですが誤解を招く書き方をしたようでごめんなさい。
>自国のライダーを、または自分の愛するライダー
>を擁護するために、他ライダーの名誉を傷つける
>ようなことをするのは、もはやその人たち自身の
>エゴにしかすぎません。
ここについて私の意見は違います。贔屓のライダーのやることは全肯定なんてそんなファンいないと思います。
レーサーもファンもそれぞれにレースに対する美学や哲学を持っており、ファンは自分のそれに近いレーサーを応援するのは自然なことだと思います。
今回の一件でマルケスを批判している人達はそもそもマルケスのレース哲学が好きじゃなかった人達だったのだと思います。であれば今回のレース運びに関しても批判的なのは当然と言えるかもしれません。
ただ、自分の考えが正しいと信じ、違う意見を持った人を説き伏せようとしたり、罵倒するような行為に関しては私もエゴだと思います。
>そすんさーさん
書き込みのタイミングで誤解を与えてしまったのかなぁ。ごめんなさいね。
そすんさーさんのコメはもちろん読ませて頂きましたし、おっしゃる通りの主旨で理解していましたので、もちろん反論コメではありませんよ。
前コメで私が指す人々もほんの一部の人に過ぎないんです。
ただそのパワーがある意味すごいので、それにに当てられてしまうんでしょう。
>レーサーもファンもそれぞれにレースに対する美学や哲学を持っており
その通りです。
だからこそ、自分の推しライダーがそれを持っているようにライバルもライバルなりのそれを持っていることを認識するべきだし、ファンもそういう意識を持つのがベターだと思う。そう思えば、根こそぎ批判するようなことできないし、しちゃならんと思うんすよね・・・
>りゅさん
レス有難うございます。
また誤爆だったようですみません。
仰るとおり、多様な価値観があることを理解したうえで、敬意をもって人と接することが大切だと思います。
ロッシとマルケスも最初のうちはそんな感じでしたが、ここに来て相容れないものがいっきに表に噴き出しましたね。
それもしかたのないことだと私は思いますし、選手たちには自分を偽ることなく信念を貫いてほしいです。
そのなかで選手がファンの批判にさらされるのもプロとしてしかたのないことだし、好きな選手を応援するのも、嫌いなプレーにブーイングするのもファンのありかたとして対等だと私は思います。
ただ、ファン同士が憎しみあうような状況はさすがに悲しいですね。
ちょっとあさっての方向のコメで失礼しますが…。イタリアではGPライダーが国営放送のトーク番組に出るんですね…。昔、原田選手が250で世界チャンピオンになった時、翌日の新聞のスポーツ面の扱いを見てガックリしたの思い出しました。
あさってついでに2度もチャンピオンになった坂田和人なんかもっと悲惨だったような…
坂田カズートはヨーロッパに渡る直前までトラックの運転手をやって資金を貯めたらしいです。
芳賀紀行はノンタイトルであるにもかかわらず、ヨーロッパではいまだにVIP待遇。
ナントカ24時間耐久(すみません、忘れました)で優勝した故・永井康友選手も当時は有名になってましたね。
欧米ではモータースポーツの選手は日本では次元の違う存在なのを再確認しました。
日本人はクレバーだけどラグビーのように直ぐにミーハーで一時的な扱いだけど、彼らにとってモータースポーツは文化歴史、自国の威信、生き甲斐です。
日本は誰かを持ち上げてはしご下ろしての繰り返し。
外国から日本の首相が冷めたピザだとは、上手い表現ですよ。
前コメとのテンションの違いに我ながらアホだなと思うんだけど。
あたしって単純だからさ。
公式のグランドフィナーレのV見て
思わず画面に向かって
「最終決戦じゃぁっっ!」って叫んだわw
「個人的には、あの時の(マルケスの)レース運びをとやかく言うのは難しいですね…グランプリって言うのは、影響を及ぼしてくる要素が色々あるから。あいにく、僕はホンダ機に乗ってたわけでもないし、マルクスのリズムがどの程度だったのかを判断することはできないです。」ここ重要なポイント。木曜の会見ではロッシに口合わせしたけど、結局はわかないということ。
わからないのに、自分の印象だけで他選手を糾弾するなんて、どんなスポーツでも余程明らかでない限り考えられない。フィリップアイランドは数年でもベストレースとか言われてたのに。
木曜日のプレカンがどうなる見ものですね。
ロッシは欠席かな?
マルケスは出ない理由はないだろうし、ロレンソも同様でしょう。
大変だから三人出すことはしないでしょうか?
もし三人共出席するのであれば、せめて形だけでも救いのあるものにしてほしい。
もちろんレースも。
何か重大な発表がある気がします。
リップサービスかもしれないが、こんなことまた公然と言っちゃって、うっかりホルヘに突っ込んじゃったらなんて言い訳するんだ?
イアンノーネ選手いいコメントですね。
イタリアの番組だから当然ロッシ寄りでしょうが、それに合わせつつけっこう客観的な発言だとおもいます。
ロッシに対する敬意もほんとうに持っていると思うので、ちょっと(いや、かなり)ロッシがしでかしてしまった今でも「ヴァレンティーノを助けたい」っていう発言はけっこう本音なんじゃないかなぁ、って気がします。
ただ、ロッシを助けるためにイアンノーネの出来る事といえば、ロレンソ選手の前でゴールする事ですよねぇ。
優勝するイアンノーネが見たいけど、まだハードルはかなり高くかんじます。
全力でクリーンなレースをして、結果としてイアンノーネがロレンソとロッシの間にはいったとしても、それは仕方のないことだし、追い上げてきたロッシに順位をゆずる必要はないとおもいます(ドゥカティがヤマハにゆずる訳はないですね)
うーん・・・とにかく最終戦が始まるのが待ち遠しいです。
あと、写真のイアンノーネすごくかっこいいです!
今年絶対イアンノーネのファン増えてるよ。自分含めて。、
あの後追い、ライバルの走行ライン盗みとスリップストリーム使ってる走り見て
好きになるなんて、おいらと間逆だね。
失礼、間逆でなく真逆でした。
ロレンソに対してマルケスのような事はやらなくてよいですが、全力で走って欲しいですね。
ドゥカティの戦闘力が上がってマルケスを倒せるようなライダーになって欲しいです。