『イッポリート:3名のスチュワードからなる新体制』
★FIM(国際モーターサイクリズム協会)のヴィート・イッポリート会長が、モトGPにおける新たな審査団が形成されることを発表した。
★新たな審査団には以前のようにドルナのメンバーは加わらないことが想定されている。
★イッポリート会長のコメント。
「この度、グランプリ・コミッション(ドルナ、FIM、IRTA、MSMA)による会合を開き、重要な決定を多数行うなか、レース・ディレクションの役割および機能から審判任務を分けることとしました。レース・ディレクションは多数の責任およびデリケートな問題を抱えており、レース運営に注意が向かうようにしたいと思っております。レース・ディレクションには自由にレース運営をして欲しく、選手らに処罰を下す役割には巻き込ませたくはないと思ってます。それは更に時間が割かれるものですからね。
それ故に、3名のスチュワードから成る審査員団が形成されることとなります。3名のうち1名はレース・ディレクション代表が担う予定であり、これはシーズンを通してレースに帯同しているからです。つまり、マイク・ウェッブとなり、あとの2名はFIMが指名する予定となっています。2名のうち1名はFIMの常任スチュワードとなる可能性もあります。
FP/予選/レースにおける選手らの挙動を判断することに100%専心した審判団により、かなりのハイレベルな決定に達することが可能となるでしょう。」
(2016年02月05日『Omnicorse.it』記事参照)
(2016年02月05日『Gpone』記事参照)
上記記事の関連メルマガ、バックナンバーはこちら!
【メルマガ40号 2015年12月25日 発行】
●モトGPのレース・ディレクションはF1を見習うべき!!
【メルマガ42号 2016年1月22日 発行】
●アンチ・ロッシ法を廃止せよ
・FIM 会長が主張『ペナルティのポイント制は不公平だ!』
・ホンダ『ポイント制はよろしくない。ただし…』
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良いように振り回された挙句、彼等も批判を浴びたわけですが遂に行動に出たなという感じです。
内容の詳細は、まだ分からないけど良い方向に向かうと思います。
彼等は決してマヌケじゃなかった。
何か大きな歯車が動き出した気がします。
去年のように、ファン同士が仲たがいするような事態が、今後起きないように期待します。
でなきゃマヌケって呼ぶよ!^^
まあ、それこそ結局ファンの行動次第だから、第三者機関がどんなに公正な判断をしたところで、ファン同士の仲違いは100%起きますよ。
111さん、ただ何かをバカにしたいだけじゃないですか?
かもしれません。^^; ひねくれ者なので。。
ただ、私が審判団に期待するのは、去年の例では、ロッシはペナルティを受けました。その原因を作った(ロッシはそう思っている)マルケスの不可解な走りに対しても審判をしてほしいのです。その審判結果が「問題なし」でも構いません。
多くのロッシファンは、審判団がそう判定するなら、納得いかないけど仕方が無いと諦めるでしょう。不毛な言い争いも審判結果を持ちだされたら、スポーツなので反論もできません。その代わりに、審判団に対して、罵詈雑言を浴びせるでしょう。マヌケって。どっちに転んでもマヌケ呼ばわりか。。^^
スポーツに誤審はつきものですが、その場合でも矢面に立つのは責任者である審判団であってほしいのです。またそうあるべきだと思っています。
※野球でもサッカーでも嘘だろって思う誤審をたまに見かけますが、多くの観客は諦めるか審判に文句を言いますね。ファン同士の喧嘩にはなりにくいと思います。
ロッシの存在が興行収入のカギを持っている以上
フェアな体裁はたぶん無理。
ロッシ贔屓はもう勘弁して欲しいところ…
たとえばフィギュアスケートでもジャンプ・ステップ等それぞれ専門の審査員がいるように、どのスポーツでもジャッジメントの専門化・細分化は推奨されています。
そういう意味では今回の改定はより健常性を示すものとして評価されていいでしょう。
なぜこの組織改編に踏み切らねばならなかったかを肝に命じて、適切で明確なジャッジメントを心がけてほしいと思います。