『クラッチロー:ファクトリー機じゃなければと言う強迫観念はない』
★2014年にドゥカティからファクトリー選手として参戦したカル・クラッチローが、今年はホンダLCRチームより2年目の参戦となる。
★クラッチロー選手が『Motorsport.com』のインタビューで、次のように語った。
【ホンダLCRチームについては?】
「凄いチームだね…それに関しては間違いないっすよ。今年はどれぐらいゲットできるもんか…お楽しみってとこでね。ホンダからのサポートも素晴らしいし。シーズン序盤に何が起きるかを見て、色々と決めていきますよ。今のところはチームに満足してますね。なにがなんでもファクトリー機じゃなきゃって言うような強迫観念はないっすよ。プライベートチームのマシンでの進み具合が気に入るようなら、喜んで残りますよ。」
【ホンダRC213V機の開発が難航するなか、クラッチロー選手も貢献しているようだが…】
「もちろん、できるだけ最良の助けになれるよう、いつでもホンダと作業していきますよ。うちにとっても有益な話っすからね。うちはうちで試してみる事柄があるんで、それを進めてるんすけど…ホンダから要請されたことも続けなければならないんで。」
【新レギュレーションのお陰で、プライベート選手はファクトリー選手に接近していけそう?】
「相変わらず、ちょっと難しいでしょうね…彼らの方がエンジンも良いし、フレームも良いし、ああゆるコンポーネントが上だから。でも、ファクトリーチームのほうが有利なのは当たり前のことだから。そのうえ、今の時点では他のメーカーの方がホンダより何かと上手く行ってるようだしね。」
【プライベート選手のトップを目指す?】
「あんまり興味ないんすよ。今、自分が使えるパッケージでもって、特にホンダの他の選手に立ち向かっていかないと…他のメーカーの選手じゃなくね。目標は自分のベストを尽くすこと…できるだけ速く走ること、また表彰台を目指せるようになること。」
(2016年02月29日『Omnicorse.it』記事参照)
[amazonjs asin=”B01ASUBSN4″ locale=”JP” title=”Cal Crutchlow カル クラッチロー オフィシャル キーリング 3686-CC-KH-117703″]
与えられた状況下を100%出せるかどうかでモチベーションを上げてるんですね。
さすがカルです。
今年も頑張って欲しいっす!!
カルさん、頑張って!
下のポルとは正反対の意見ですねぇ。
ドゥカティ移籍でよほど懲りたんでしょう(笑)まぁあと一年我慢してればGP15で良い成績を納めていたかもしれませんが、やはりその時に戦闘力のある、そして自分のスタイルにあうマシンに乗れないと自分の評価も下がっていきますからね。
ブラドルなんかはホンダ的にはやはり期待はずれだったのでしょうね、って言うかブラドルのスタイルにアグレッシブなホンダは初めから合っていなかったのかも??今年はミラーとレディングも正念場かも知れません、ミラーはマシンがアップグレードされてますし、レディングはもしGP15で快走すればホンダのサテライトの扱いにくさを露呈させることになりますよね。。。(ホンダはサテライトも基本骨格はファクトリーと同じでアップデートが少ないだけですから、シームレスも普通に搭載してます)
逆に言うと明らかに戦闘力の劣るマシンで好成績を残す事は、自分の評価を上げていきます・・・例えばアレイシみたいにね。ARTやフォーワードヤマハでの活躍は本物でした・・・ただし今年ビニャーレスにこてんぱんにやられればまた変わってしまいますが・・・。
カルにしてもファクトリーマシンのシートをゲットしたい欲求がまったくないというわけではないでしょう。
ただ自分の状況、今の居場所を最大限に生かす以外他に道はないことを知っているだけで。
まさに職人でありプロですね。
>自分が使えるパッケージでもって、特にホンダの他の選手に立ち向かっていかないと…
他のメーカーの選手じゃなくね。
いい意味で意地を感じます。潔いですよ。
ワークスマシンで勝つ!
確かにそれは凄い事ですよね。
しかし一方でサテライトマシンでそこまで迫るのか!?
すげぇな!
こういう見方してる方も結構いると思うんですよね。
だからそのマシンでやっぱりどこまでやれてるのかってのはチームやメーカー、観客にもちゃんと評価してると思います。
問題は今のマシンでどこまでやるかだっていうカルのこういう意見は非常に好感が持てますね。
でも、下でのポルの言ってるのも分からない事はないですしね。
ポルもスミスも破格のライダーなのは8耐で充分分かりましたし。
只、化物だらけの中にいるから分かりにくいだけで本当はポルもカルも普通に化物だという事を忘れそうになりますが…
そんなはずないというね(^^
カルもポルも頑張って!
勝つのが当たり前のワークスマシンで3位表彰台に立つよりも、ワークスを追い回して
サテライトマシンで3位表彰台に立つ方が観ている方も楽しいからなー。
カルってドMなのか、ドSなのか
何にしても今年は2,3回ポディウムに立ってほしいな
今年は、ヤマハの4人とダニとドビとカルとラバトとレディングを応援しよう。