レース2表彰台コメント：2016 SBK フィリップアイランド

『レース2表彰台コメント：2016 SBK フィリップアイランド』

★2月28日、SBKフィリップアイランド開幕戦レース2で、表彰台を獲得した選手らのコメント。

★優勝ジョナサン・レイ（カワサキ）。
「凄いですよ。今回の2回のレースに関しては…理論建てて考えられるものだったし、当初の目標も達成させられました。両レースとも序盤は実にに忍耐力のいるものでしたね。（チャズ）デイヴィスが何か企んでたことは分かってました…昨日と全く同じことが起きてたから。でも今日の彼はスペースのないところで抜きにかかってきたものだから。かなり膨らんでいたようで…気の毒でした。でも、本人がミスったんだしね。
昨日、チームがセットアップを変えてくれて…お陰で、けっこう乗りやすくなって、かなり攻めやすくなってました。T4セクターだけじゃなく、他の多くのポイントでね。これについてはチームに感謝してますよ。今回のフィリップアイランド戦では、うちは作戦を立てて勝負してたんですが、それが功を奏しました。新マシンのポテンシャル85〜90％あたりで作業をしてる感じなんですが、この新しい『ニンジャ』でもってカワサキに2勝を贈れたことを誇りに思いますよ。」

★2位マイケル・ファン・デル・マーク（ホンダ）。
「もの凄く良いスタートを切って、トム（サイクス）やジョニー（レイ）の後ろに付けたんです。レース序盤でなにがなんでもやらなきゃと思ってたことは、タイヤを保たせるってことで…だから、あまり無理に前に出ていかないようにしたました。トムがミスったんで僕が2位になったら、すぐにリズムも上がってきたんですよ。前に出たくはなかったですね…でも、最終コーナーで好スリップを利用して、直線コースでジョニーを抜いたんです。首位に立ったら、あとはもう自分のレースをすることのみ頑張って…その後、第10コーナーでスクリーン見たら、物凄い大人数の集団になってたんですね。それで、集団を崩すようもっとプッシュしたら、上手くいきました。でも、ラスト2周が難しいだろうってことは覚悟してたんですよ。ジョニーとチャズ（デイヴィス）に抜かれた時は、けっこう持ち堪えられるだろうって分かってました。チャズはトップに出ようと2回攻めてきたけど、2回目の方はあまり上手くいかなかったようですね。この時点で、僕はできるだけジョニーに喰いついていようって頑張って…でも、ちょっとミスっちゃったんですよ。でも、ジョニーはミスってくれなくって。今日、2位でゴールできたって言うのは、サプライズのリザルトでした。今回のウィークエンドは本当に素晴らしかったし（※レース1でも3位）、チームはマシン改善に驚異的な作業をしてくれました。これ以上の開幕戦なんて無理ですよ。」

★3位ダヴィデ・ジュリアーノ（ドゥカティ）。
「今日は暑さのせいでキツかったですね…グリップが劇的に落ちてしまって。まぁ、予想はしていたし、終盤ラップではマージンを残しておいたんですよ。ただ、あいにく、サイクスとの接触のせいで、ちょっと順位を落としてしまって。
とにかく最後の最後まで何とか出来るって信じていたし、今回の結果には大満足です。チームと一緒に懸命に作業してきた結果の表彰台ですからね…彼らの功績が6割、僕が4割ってとこでしょう。この表彰台は家族に捧げたいです…良くなれるよう、いつもサポートし続けてくれてるんで。今は、この現在、そして未来に集中していたいですね。」

（2016年02月28日『Moto.it』記事参照）

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