ホンダ『ミラーが優勝しても何も変わらない』2016アッセンGP

『スッポ：ミラーが優勝しても何も変わらない』

★6月26日（日）、アッセン決勝戦でジャック・ミラー（ホンダ・マークVDS、21才）が優勝した。

★ミラー選手は2015年、モト3クラスより飛び級昇格しモトGPデビューを果たした。

★リヴィオ・スッポ（ホンダHRCチームマネージャー）がミラー選手の優勝について、次のようにコメントした。

「（今回の優勝は）スタート地点となるべきでしょうね。ジャックに自信がつき、自分自身のことを更に信じられ、更に冷静になれるようなね。
一方、今回の勝利によって何も変わりはしません。もともとジャックは来年もホンダからモトGP参戦する予定ですから。基本的に3年プロジェクトですからね。優勝したからと言って何も変わりませんよ。
（今回の優勝は）我々が認識していたジャックの才能は、失われてはいなかったと言うことです。才能なしにあんなことは不可能ですからね。とにかく、このまま伸びていってもらわないと。
去年のジャックはちょっと野生動物のような感じで、だが、かなり成長しましたよ。モトGP参戦すると言うことは、努力しなければならないものなんだと言うことが理解できたんでね。今では更に集中してます。」

★最近、ミラー選手はカル・クラッチローと共に自転車トレーニングに励んでおり、身体的にかなり調整されてきている模様。
クラッチロー選手はアッセン決勝戦で転倒リタイヤとなったものの、ミラー選手のゴール後、真っ先にパルクフェルメにお祝いを言いに駆けつけていた。

（2016年06月27日『Motorsport.com』記事参照）

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