『ストーナー:ワイルドカード?オーストリアテスト後に予定を決める』
★7月2日(土)、『ワールド・ドゥカティ・ウィーク』に参加したケーシー・ストーナーが次のように話した。
【ワイルドカード参戦の予定は?】
「今のところ予定には入ってません。現在の予定は8月のオーストリアテストだけです。そのテストの後、今後について、それから他のテストの予定について話し合うつもりです。」
【6月29〜30日のテストは…】
「かなり暑かったんですが、思っていた通りの前進が果たせました。例えば、ここ最近のドゥカティ機はコースグリップが少ない時に苦戦していたけど、その辺について改善できましたよ。」
【現在のドゥカティ機に足りないものは?】
「どのマシンにも短所はあって、今のところ、うちの実力はリザルトに100パーセント反映していないと思います。イアンノーネがムジェッロ決勝戦の最終ラップでファーステストラップを出したのなんて良い例ですよ。」
【どの辺を改善すべき?】
「ブレーキングは良いし、エンジンは素晴らしいものです。走りは悪くないですよ。コーナーの一部に限界点はありますね。でも、今回のテストで改良できましたけどね。全てのパーツを1つにまとめるだけでいいでしょう。そうしたら、思っているようなリザルトが獲得できますよ。総合順位が上がるだけじゃなく、ライダーの手応えが良くなっていくってことです。」
【では、テスト結果はポジティブ?】
「近づいてます。マシンの調子は良いし、少なくとも今のところペースは維持できてますから(笑)。これ以上はファクトリー選手の2人に聞いてください。」
【ミシュランタイヤについては?】
「僕はモトGPに初めて参戦した年、ミシュランだったんですよ。あんまり上手い具合にはいかなくってね(笑)。慣れの問題なんでしょう。ブリヂストンはフロントタイヤは最高だったけど、リアは苦戦してたでしょ。ミシュランはその反対ですよね。でも、ここ何ヶ月かの進歩には驚いてるんですよ。ただ、フロントタイヤに全てを賭けて操縦することはできませんけどね。」
【ホルヘ・ロレンソのライディングスタイルはドゥカティ機に合うのか?と大勢が疑問に思っているが…】
「あるマシンに合うスタイルが、必然的に1つしかないとは思いませんね。ヴァレンティーノ(ロッシ)とホルヘを見たって、操縦スタイルは違ってるけど2人とも速いし、ドゥカティのダブル・アンドレアもそうですよね。ホルヘがマシンに何を求めるかは知ってます。もしかしたら適切なセッティングが必要になるのかもしれないし、もしかしたら乗った途端にすぐOKなのかもしれない。今のところは、ただの憶測ですからね。」
【タイトルは誰が取りそう?】
「それ、良い質問ですね(笑)」
★ジジ・ダッリーニャ氏(ドゥカティ・ゼネラルディレクター)のコメント。
「(ストーナーのワイルドカード参戦については)もう何度も話し合ってきました。ワイルドカード参戦は、ドゥカティがケーシーに対して抱いている目的ではありません。目的は、タイトル獲得に向け手助けしてもらうことであってね。
ケーシーは開発にとっても、うちの選手らにとっても助けになってくれるでしょう。ワイルドカード参戦の方は、『場合によってはあり得る』程度だと思っています。」
(2016年07月02日『Gpone』記事参照)
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オーストリアのテスト後にオーストラリアGP参戦について話し合いですね?
>うちの実力はリザルトに100パーセント反映していないと思います。
ライダーが結果を出せていないっていう意味かな?
引っ張るなぁ〜
フィリップアイランドまでに一つも勝てなければDUCATIワークス3台投入はありそう。
それまでに体力つけとこうね。
何この釣りみたいな題名、全然そんな事言ってないでしょうが