『ロレンソ：遅いのはタイヤに問題』
★9月23日（金）、アラゴン戦FP2をホルヘ・ロレンソ（ヤマハファクトリー）が7位で終えた。なお、ロレンソ選手は2014〜2015年、同GPで2連勝している。
★ロレンソ選手のコメント。
「僕にとっては素晴らしい一日ではなかったですね。ただ、本来の実力はこの順位以上ですから。」
【どうして、この順位に？】
「タイヤに問題が出てしまって。フロントは4本使えて、2本はミディアムだったんです。固い方の2本を履いたら、かなりの振動が出てしまい、コーナー進入でマシンが膨らんでしまって。それで、ミディアムタイヤのうち柔らかい方を試してみたら、若干上手くいったんですが、問題はそのままでね。何らかの理由により、他の選手に問題は出てないようなんです。」
【解決策は？】
「タイムを出すのにフロントに柔らかめを履きました。でも、ユーズドタイヤだったんです。リアの方は新しかったんで、リアがプッシュしてきて全力で走れませんでした。両方とも新しいタイヤだったら3〜4位にはなれてたでしょう。」
【午前FP1でもタイヤに問題が起きてた？】
「ええ。初回ラップの最終コーナーでは転倒するところでした。タイヤがきちんと機能しなくて…交換するのにボックスに戻らなければなりませんでした。でも、その後は好リズムが刻めましたけどね。」
【とにかく全力を尽くした？】
「去年と同じぐらいプッシュしてるが、ただ今のところ2秒ほど遅いんですね。大変なんですよ。マシンとタイヤのコンビネーションのせいで、速く走れないんです。」
【よくある問題？】
「いいえ。コースによりますね。例えば、ブルノではすぐに速く走れてたし。ミザノだと、ブリヂストンの時の方が速く走れましたけどね。ここはまた違うんです。でも、今年はこんな感じだから。」
（2016年09月23日『Gpone』記事参照）
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