『ペドロサ：1周タイムよりリズム重視で作業』
★9月23日（金）、アラゴン戦FP2でダニ・ペドロサ（ホンダファクトリー）が首位タイムを記録した。なお、ミザノ前戦では優勝している。
★ペドロサ選手のコメント。
【今シーズン最高の金曜日…ミザノ優勝が影響している？】
「確かに午後の方は最高金曜日でしたね。午前はもうちょっと大変で…理想的なコンディションとは言えなかったから。どうもパッと晴れてくれなくてねぇ。タイヤはここのコースには固すぎだし。
もちろん良いレースをしたら、次のレースでも上手い出だしが切れるものだけど、重要なのは一日一日頑張っていくことですから。」
【FP1とFP2の違いは？】
「午前FP1の方が寒かったし、コースに降りて最初のコンタクトですからね。だから、100％の状態では行けないわけで。午後はもう少しスムーズで、タイヤの特性や長所短所も分かってくるものだし…。当然、新しいタイヤを使ったのも午後でした。」
【ホンダ機はこんなに1周タイムが速いのだから、明日はファーストロー獲得もあり？】
「何が起きるだろうとか、先の話はしたくないんですよ。通常、僕はフリープラクティスでは1周タイムよりリズム重視で作業してるんで。だから、予選2で好結果を出す方が大変なんです。とにかく、明日はまずFP3を上手くこなして、予選2にダイレクトに進めるようにしないと。その後のことは、どうなるものか様子を見ましょう。」
【今回、ミシュランはミザノの時と同じタイヤを用意してこなかったが…苦戦しそう？】
「けっこう手応えが違いますよね。午前の時の方が特にそうでした。午後はちょっと変更を加えてたんで…ただ、タイヤの使い方を変えていくことが重要なんですけどね。その辺が鍵ですよ。今までタイヤを有効活用できずにいたんでね。ここも簡単ではないですよ。今日も100％の感触とは言えないし。だから、明日も作業を続けていきますよ。」
（2016年09月23日『AS』記事参照）
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