『ペトルッチ:記憶を失い、ホラー映画みたいだった…』
★9月24日(土)、アラゴン戦FP3でダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティ・プラマック)がポル・エスパルガロと衝突し、転倒。
ペトルッチ選手は記憶を失ったものの、深刻はケガはなく、予選1から予選2へと昇格し、グリッド9位を獲得した。
★ペトルッチ選手のコメント。
【まず、身体の方は?】
「そこそこ大丈夫です。疲れてますけどね。今朝、頭を強く打ったんで、実はちょっと心配してるんですよ。記憶を失ったのは初めてだから。いずれにせよ予選では戦闘力の高いところは証明できたし、明日のレースがどうなるかですね。」
【けっこうな衝突だったが…】
「ええ。2人のどちらにも罪がないことは確かなんですが。僕がボックスから出て行こうとしてたら、マシンがこっちに突進してきてね。転倒し、頭を強く打ったんです。」
【記憶を失ったと言っていたが…】
「転倒したのは覚えてるんです。でも、ボックスに戻ってすぐの時は何が起きたのかまったく記憶がなくてね。第1コーナーを曲がった記憶はあるんですが、それ以降のことを覚えてないんです。1周だけだと思ってたら、実は6周連続で走ってたんですよね。けっこうビビってしまいましたよ。もう、セッティングなんてそっちのけで、操縦できるかどうか自分の身体のことばかり気にかけてました。」
【CT検査は受けた?】
「いいえ、受けてません。頭のレントゲン検査をしたところ、さいわい、特に異常なくて。目や反射神経チェックも全てOKでした。」
【痛むのは頭だけ?】
「さいわい、頭だけです。もし10cmずれていたら足を打っていただろうから…そうしたら、ここでこうして話してなかったでしょうね。もう、ホラー映画みたいでしたよ。」
【運を使ってしまった?】
「まだまだ使えると良いんですけどねぇ…とりあえず、今までこう言うことはなかったんだし(笑)」
(2016年09月24日『Gpone』記事参照)
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