『ロレンソ:F1ドライバーよりモトGPライダーの方が勇敢だ』
★ホルヘ・ロレンソは1ヶ月ほど前、メルセデスのF1車の試乗をした。なお、同車は2014年にルイス・ハミルトンやニコ・ロズベルグが使用していたもの。
★ロレンソ選手のコメント。
「僕が4輪で速く走るより、F1ドライバーが2輪で速く走る方が難しいと思いますね。基本的に、4輪だと守られてる感じで、たとえクラッシュしても路面にダイレクトに叩きつけられたりはしないものでしょ。だいたい4輪って言うのはバランスが取れていて、転倒しないって点ではそこは重要な要素ですから。かなり激しい動きをしなければならないが、車内ではほとんどいつも同じポジションでいられるんだし。
2輪だと両腕の感覚にかなり頼ることになるが、身体の方もずっと動いてますね。自分の荷重の仕方で最終的なリザルトが決まるんですよ。
F1車の安全レベルはかなり高い…コクピットの安全性は特にね。そう言う面は、かなり改善されてきてるでしょう。2輪の方も頑張ってはいるが、転倒してもこっちはフレームだから。つまり、F1車に乗っているのと比べれば、アッという間にケガをしてしまうわけです。こう言う面においては、僕らの方が勇敢だと思いますね。」
【これまで4輪レースはアブダビの12時間耐久やモントメローの24時間耐久に出ているが…今後の予定は?】
「今のところ超多忙なんで。でも、引退したら4輪レースはもっと出たいですね。」
(2016年12月03日『Motorsport.com』記事参照)
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F1レーサーは路面にダイレクトに叩き付けられることはありませんが、
ヘルメットの目前に別の車の車体が横切ったり、
完全に逆さ吊りのまま数十メートル滑走&数十回転したり、
場合に寄っては車体から出られなくなる恐怖もあったり
車体に高圧電流が走っていて降りる時に感電することもあったり
空高く宙を舞って回転して上方看板とキスをすることはままあります。
4輪も2輪も好きで、両方ともサーキットで走ったことあるけど、
それぞれの危険、難しさはあると思う。
ただ、自分も怖さは2輪の方が恐怖はあった。
この理論で言えば最も勇敢なのはモトクロスライダーになりますね。