『ドヴィツィオーゾ:ウィングなしのドゥカティは力づく、安全性に欠ける』
★アンドレア・ドヴィツィオーゾは2016年、ドゥカティ機での初優勝も遂げ、総合5位の好成績で終えた。
★ドヴィツィオーゾ選手が『Diesel』とのコラボによる『Ducati Diavel』発売にあたり、2017年シーズンに向けて次のように話している。
「セパンでの優勝で、僕とチームが掲げた目標は達成できました。達成できて、本当に感動的でしたね。メインライダーとしてシーズンも終えられたし、戦闘力もコンスタントに高かったし、おかげで穏やかな気分で冬を過ごせます。常に限界ギリギリで、些細なディテールの1つ1つで違いが出てきてしまうような中を生きてる時は、こう言うのは助かるもんですよ。」
【セパンテストが間近に迫っているが…】
「昨年は事故やもらい転倒にも関わらず、総合5位でしたからね。今年の目標はタイトル獲得でしょう。ドゥカティ全員が容易なことじゃないと覚悟してますけどね。
セパンテストで戦闘力の上がったマシンに乗れるとは思ってません。ただ、どこに手を入れたら完璧になるかは…特に、よく曲がるようにするにはどうすべきか分かってますから。僕らは信じているし、ライバル陣と勝負すべくベストを尽くしていきますよ。」
【新チームメートについては?】
「ヴァレンシアテストはアッという間に終わり、しかも寒かったわりには、ロレンソはけっこう速かったですよね。ドゥカティ機へのアプローチはポジティブなものだったようだが、セパンテストではどんなレベルでプッシュしていけるのかが分かるでしょう。(冬季テストの)9日間でマシンに手を入れていけますからね。まぁ、どうなるものか楽しみですよ。」
【ロレンソ選手はトラック上でそれほどアグレッシブではなく、フェアな態度を取ってくると思う?】
「ホルヘのことは本当に良く知ってますから。2001年以来、彼にとって僕は強敵の1人だったんだし。とは言え、これまでチームメイトになったことはないんですよね。当初、何年間かホルヘは他の選手とちょっと揉めたりしていたが、年とともに彼も態度を変えていってたし、今ではトラックで一、二を争うフェアなライダーでしょ。もちろん、レースで何か起きる可能性はあるけれど、でも、彼に関しては心配はしてません。僕は100%自分自身に集中してますから。」
【セパンテストに向けて準備万端?】
「ええ。今も言ったとおり、気持ちは落ち着いているし、アスレチックトレーニングも変えてみたんですよ。今は身体の柔軟に集中してます。
新レギュレーションによりドゥカティ機はウィングがなくなり、あるエリアでは以前より力づくで乗らなければなりません。そのうえ、安全性にも欠けるし。加速で浮き上がってしまう傾向があって…馬力に押されてしまうんですよね。まぁ、それはチーム全体で解決すべき課題であって、僕らだけの問題ではないから。」
(2017年01月17日『Gpone』記事参照)
ドヴィツィオーゾ選手によれば、ロレンソ選手がドゥカティ機を乗りこなすには「モチベーションの高さが鍵になるでしょう…」と。
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【ロレンソ&ドゥカティ:パドック大予想、タイトル確実の意見あり!】[2017年01月18日 Vol. 125]
●ロレンソ&ドゥカティ:パドック関係者が予想コメント
・ダヴィデ・ブリヴィオ(スズキ・チームマネージャー)
・コラード・チェッキネッリ(モトGPテクニカル・ディレクター)
・ジュリアン・トーマス(ドゥカティ・コルセ広報代表)
・アレッサンドロ・タンブリーニ(スイスTVのモトGP中継コメンテーター)
・シト・ポンス(元レーサー兼チームマネージャー)
・リッキー・カルドゥス(元レーサー兼ロレンソ友人)
・アルヴァロ・バウティスタ
・アンドレア・ドヴィツィオーゾ
・マックス・ビアッジ
・イヴァン・ロペス・アラルコン(ロレンソ新トレーナー)
他
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