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ホンダ:マルケスはチャンピオン候補、ゼロからのスタートになるが…

『スッポ:マルケスはチャンピオン候補だがゼロからのスタートになる』

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★1月30日よりモトGPセパンテストが開始し、多くの選手がマシンを乗り換えるなかホンダ機のままタイトル防衛に挑むマルク・マルケスは、大勢から2017年チャンピオン最有力候補と見られている。

★リヴィオ・スッポ氏(ホンダHRCチームマネージャー)のコメント。

「(マルケスは)この4年間で3回タイトルを取ってますからね。現チャンピオンとしてタイトル獲得の最有力候補に挙げられるのも当然でしょう。ただ毎年、ゼロからのスタートになると言うのも事実だし、同様に、全選手に勝利のチャンスはありますから。
ヤマハ機がかなり強いでしょう。ロッシとヴィニャーレスと言うビッグチームですしね。ドゥカティ機はホルヘ・ロレンソでもって更なる進歩を遂げるだろうし、スズキ機は2016年同様に成長し続けるだろうから、当然、数に入れておかねば。それに、アンドレア・イアンノーネが昨年のオーストリア戦で、優勝ライダーになれると言うところを証明してますからね。」

【昨年はトップライダー以外でも優勝ライダーが生まれ、ホンダはクラッチロー&ミラー選手が成し遂げていたが…】
「今年、ミラーはモトGP機をものにできたと言うところを証明しなければなりません。カル(クラッチロー)の方は、ヤマハ・テック3時代のパフォーマンスレベルに戻れたのではないでしょうかね。」

【ラバト&ペドロサ選手は、それぞれの理由で期待以下だったのでは…】
「2016年、ティト(ラバト)はかなり苦戦してましたね。ただ、我々の電制システムにも原因があったから。非常に努力家で、重要な成長を遂げてくれるものと期待してます。
ダニ(ペドロサ)も新しい電制システムに苦戦しながらスタートを切ったものの、ミザノでは優勝してますからね。その後のケガがなかったら、もう何回か優勝できていたでしょう。その点は確かですよ。」

【2017年版のホンダRC213V機は?】
「ホンダのカウルはもともとウィングなしで設計され、その後、(ウィングが)加えられたのだから、(ウィングなしになっても)問題はありませんよ。さいわい、カウルや統一ソフトウェアの問題は解決できましたから。統一ソフトウェアには昨シーズン前半、若干足を引っ張られ、うちのマシンを乗りこなせるのはマルクだけだ等と言われましたがね。」

【モト3クラスではロマーノ・フェナーティがまたホンダ機に乗るが…】
「経験とスピードからして、当然、チャンピオン候補の1人でしょ。それに、2016年の経験のおかげで成長したことは間違いありませんね。今年は慣れ親しんだメーカーのチームから参戦するのだから、更に助けになるでしょう。」

(2017年01月18日『Gpone』記事参照)


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