『ロッシ:ブレーキングで苦戦しすぎ』
★3月10(金)、モトGP公式カタールテスト初日をヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハファクトリー)が7位で終えた。
★ロッシ選手のコメント。
「最悪の出来ってわけじゃないです。荷重バランスの作業をして、1分55秒6まで出しましたからね。2016年よりも速いんですよ。ただ、まだコーナー進入が思ったようにいかなくて。フロントタイヤも試してみたけど、ちょっと苦戦してしまって。フィリップアイランドの時もそうだったんだけど、僕には柔らかすぎるんですよ。多分、トラックのコンディションにも依るのかなぁ。テスト初日はいつも汚れているから。」
【特になにが気に入らない?】
「ヤマハM1機自体は悪くないが、もっとしっくりくるフィーリングを掴んで、特にブレーキングで良い動きができるようなピッタリのバランスを見つけ出さなければ。ライディングポジションに手を入れてるんですが、思ったようなハードブレーキングができないんですよ。これまでのテストと比べたら確実に良くはなっているが、ちょっと面白そうなものも試したりしてるんです。でも、まだまだなんですよ。もっと手を入れていかなければ。」
【フレームの最終決定は?】
「実はまだなんです。(2016年版と2017年版に)最小限の違いしかないもんだから。」
【フィリップアイランドテストの時より体力的には向上した?】
「正直なところ、フィリップアイランドで体力面がまだ不十分だと言った覚えはないんだけど…と言うか、あの時は進むべき道を間違え、あれ以上続ける意味がなかったんですよね。だから、予定より早く切り上げたんです。」
【今日、ジョン・サーティース氏が亡くなられたが…】
「偉人ですよね。前人未到の偉業を成し遂げたんだから(※2輪とF1の両方でタイトル獲得)。直接お会いする機会に何度か恵まれ、初めて会ったのは15年前、最後は2015年で、その時はまだ操縦されてました。残念です。2輪レース界の伝説が1人逝ってしまったのだから。」
(2017年03月10日『Moto.it』記事参照)
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