『ドヴィツィオーゾ:毎回2位は呪いじゃない』
★3月26日(日)カタールGP決勝戦、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティファクトリー)が2位でゴールした。
★ドヴィツィオーゾ選手のコメント。
【カータールGPで連続3回目の2位だが…】
「呪いじゃないですよ。これが現実なんです。」
【今日のレースでは主役の1人になっていた…】
「リアに柔らかめを履くと言う賭けに出てみたんです。この選択にはハラハラしてたんですが、吉と出ましたね。」
【そんなにリスクが大きかったの?】
「マーヴェリック(ヴィニャーレス)の方がペース面で僕より速いことは分かってましたから。あれは、ちょっと飛ばして出たタイムなんかじゃない…リアルなタイムだから。スタートの時はけっこう湿気が高かったんで、(柔らかめタイヤで)上手く行くだろうと思いました。」
【まさにその通りになって…】
「実は、(タイヤに)ストレスを与えないような操縦をしなければならなくってね。ザルコが転倒し、僕が首位に立った時、そう言う操縦をしてました。でも、それだけでは足りなかった。ラスト5周はタレまくってましたから。」
【ヴィニャーレス選手は無敵だった?】
「あらゆることを試してみたが、マーヴェリックの方が右折コーナーであまりに速くて、抜かれた時には『はい、これで終了』って思いました。それ以外の地点では僕の方が速かったんですけどねぇ。最終セクターなんか特にね。ただ、彼とは同じ武器では戦えませんでしたね。なんとか抑えるのが精一杯で。ヴィニャーレスは僕の弱点がどこかを理解し、まさにそこで抜いてきてました。」
【それほどがっかりしている風でもないが…】
「チームの仕事ぶりに関しても、自分が立てた作戦に関しても大満足だから。」
【今回のレースを終えてみて、感想は?】
「奇妙なグランプリでしたよねぇ。他の選手とは違うタイヤを使ったってことを別にしても。とは言っても、ドゥカティ機の戦闘力はけっこう高いし、もっと高められるサーキットはいくつかあるんですが、でも、もうちょっと何か必要なんですよ。去年と同じ限界を抱えてるんです。」
【ロレンソ選手が11位だったが…】
「今も言ったとおり、普通のレースではなかったんで。ホルヘ(ロレンソ)については今後、どうなっていくか様子を見なければ。良くなっていくのか、悪くなっていくのか。とにかく、まだ時間はあるんだし、難しい局面を速攻で好転させる力があることは周知の事実だから。とは言っても、僕は僕で自分のことを考えてるんで。」
【今回のリザルトのおかげでドゥカティ内での地位は上がりそう?】
「テスト後、はっきりした考えが固まったってところでしょう。そう言う道を進んでいくのだろうと思います。」
【次の2戦はどうなりそう?】
「うちはスピードが出てるんで、アルゼンチンとオーズティンでは強い走りができるでしょう。ただ、全体的な懸念事項はあるんですよね。僕が心配してるのは、去年からの問題点がまだ解決されてないってことです。今回も上位に入ったドゥカティ選手は僕だけだったじゃないですか。」
(2017年03月26日『Gpone』記事参照)
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開幕戦はヴィニャーレスに何かあればドヴィが優勝かも、と何気に思ってたんですけどねぇ
現状ロレンソを抑えてエースの立場だろうし、前半で数戦勝って自信持ってやれれば今年はタイトル争いも期待しています
だから、もう少し欲を持って(笑)