『A.エスパルガロ:1つも手は抜かなかった』
★3月26日(日)カタールGP決勝戦、アレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー)が6位でゴールした。首位と7.6秒差。
★グリッドスタートは15位(5列目)だったが、ラスト3周までペドロサ選手(ホンダ)と熾烈な5位争いを繰り広げた。
★ファーステストラップ順位では3位を獲得した。
★アレイシ・エスパルガロ選手のコメント。
「僕にとってもアプリリアにとっても、本当に嬉しいです。冬期間中、もの凄い作業を進め、その結果が今回のリザルトなんですから。体力作りから何から、1つも手は抜きませんでした。最初からモチベーション最高の状態で、このプロジェクトに取り組んできたんです。
レース後半、僕のマシンは物凄かったんですよ。他の選手よりもトラクションが物凄くって、すいすい抜いて行けました。
グリップが少ないコンディションなら、うちは有利だってことは分かってたんですが、マシンのおかげでタイヤが保ってくれました。レース序盤では他の選手みたいな切れのいい動きができなかったが、ペースの方は全体的に上手くいきました。
グリッド順位(15位)がちょっとねぇ…とにかく追い上げていかなければならないから。もっと前からのスタートなら、もっとサプライズな結果になったかもしれないが、まぁ、これでいいです。然るべき足並みでスタートすることができたし、今後はこのまま進んで行きたいです。」
★ロマーノ・アルベジアーノ氏(アプリリア・レース部門代表)のコメント。
「実に素晴らしいレースでした。嬉しいですねぇ。冷静に見て、今週末のパフォーマンスは常にベストなものだったと言うべきでしょうね。アレイシは好スタートこそ切らなかったが、レースであのペースを維持するなんて驚異的ですよ。もちろん、これに甘んじたりはしませんが。」
(2017年03月27日『Motosprint』記事参照)
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パルクフェルメで、ビニャーレスを祝福に来たアレイシ。
本当にいい人なんだなと、そう思いました。
アレイシ・エスパルガロは去年の日本GPの時に、レースが終わった後のピットでスタッフ全員と挨拶していました。4位に入ってsuzukiの本国でやりきったのと、来年は違うチームに行くけど置き土産ができたって感じでした。そのあとサインをお願いしたら笑顔で「OK!」とサインをしていただけました。とても好印象でした。でも、ホテルに帰る時は自ら運転してスクーターに3人乗りをしてました(笑)。