『ドヴィツィオーゾ:思いどおりの操縦ができずうんざり』
★4月7日(金)、アルゼンチン戦FP2をアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティファクトリー)が14位で終えた。
チームメイトのホルヘ・ロレンソも18位だった。
★8日(土)が雨の場合、ドヴィツィオーゾ選手は予選1から挑むこととなる。
★ドヴィツィオーゾ選手のコメント。
【苦難の一日だったが…】
「こう言う問題が起きる時は多くの側面によるものであって、特定も解決も簡単にはできないんです。うんざりですよ。今週末、楽に進めていくには、トップ10内に入れるかどうかが鍵だったのに…雨の可能性を思うと特にね。まぁ、もちろん、あまりネガティブになっても無意味なんで。予選1突破で挽回していくこともできるわけだし。」
【電制システムに問題が出たの?】
「いいえ。これって言う理由はないんですよ。もしかしたら全部ダメなのかもしれないし。もしかしたら本当にくだらない理由ってこともあり得るし。ただ、今日の作業への影響は大きかったですね。」
【クラッチロー選手によれば午後はトラックコンディションが悪化したそうだが…】
「カルのコメントはいつも極端だから。午後はアスファルトの温度が15〜20度ぐらい上がってたんですよ。グリップ的にはトラックは良くなってたんですが、気温的には悪くなったかもしれません。」
【アブラハム・バウティスタ・ペトルッチ・バス選手らがトップ10入りしていたが…】
「ドゥカティ機が前の方に多く出るってことですね。つまり、日曜のレースではうちが重要ポジションを争っていけるでしょう。今日のタイムは特殊なんですよ。コンディションはこれまでの年よりは良かったんですけどね。他の選手のペースは理解しづらいが、マーヴェリックやマルク、バウティスタのは分かるかもしれません。」
【今日はいったい何が足りなかったの?】
「かみ合わせですね。ここはグリップの少ないトラックなんで、マシンに乗っているとよくスライドしてしまうんですよ。正しいラインを取り、ブレーキングでふんばるにはどんな作業をすればいいかを見極めるのはライダーの係なんです。そう言うコントロールができないってことで、なぜ苦戦してるのかを理解できるかもしれません。それに、僕はマシンの上でスムーズな動きができてなかったんですよ。新しいタイヤでは然るべきグリップが得られないもんだから。」
【ドヴィ選手とペトルッチ選手のマシンは何が違うの?】
「大きな違いはありません。」
【ヴィニャーレス選手がまた首位だったが…】
「マーヴェリックは凄いパフォーマンスでしたね。ただ、重要なのはトップ10に入ることだから。上位7位〜8位に食い込んでおく必要があるんですよ。」
(2017年04月08日『Gpone』記事参照)
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