『エスパルガロ、KTMでトップ10入り：嬉しいよりも驚いた』
★5月5日（金）ヘレス戦FP2で、ポル・エスパルガロ（KTMファクトリー）が10位を獲得した。
★KTMに移籍して以来、ずっと最下位近くの順位が続いていた。
★今回、KTM機は新エンジン（ビッグバン：アプリリアやヤマハ、ホンダと同様）を使用している。同エンジンは数日前、ル・マンテストで試用済み。
★エスパルガロ選手のコメント。
「予想よりも上手くいったのは間違いないです。最新エンジンだってことを思えば、あとはひたすら改善していくだけですね。
正直に言うと…嬉しいって言うより、びっくりしてます。どうなるかなんて正確には分かってなかったもんですから。もの凄く上手くいっちゃってねぇ。」
【嬉しいのは順位だけではなく…】
「たまたまヴィニャーレスの後ろに付いたことがあったんですが、加速でビューンと引き離されなかったんですよ。ドヴィツィオーゾでもそうでした。良い感触でしたよ。まぁ、今のところは検証しなければならないデータが山積みなんですけど。時間はないし。このエンジンについては、もっとじっくり見極めていかないと。だからこそ、まだかなりのマージンがあると言ってるんです。」
【新エンジンはどんな感じ？】
「扱いやすくなりました。以前よりソフトな感じでパワーが出るんです。これなら、もっとトラクションが出るし、馬力を路面に伝えていけるんですよ。要するに、今まで乗り慣れてたものに近いってことです。」
★ブラッドリー・スミス（18位）のコメント。
「（新エンジンは）音が、慣れ親しんできたものなんですよ。ここのトラックでテストをやったんで、また試すにも既にデータがありましたしね。」
【どんな感じ？】
「いつもより速かったですね。もちろん、まだ100％ってわけではないが、正しい方向って感じです。ヴァレンシアでの最初のテストの時に僕とポルがリクエストしたものを、手に入れたってわけですよ。」
（2017年05月05日『Gpone』記事参照）
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