2017ヘレスGP【モトGP：決勝リザルト＆トピックス】

『2017 ヘレスGP モトGP 決勝トピックス』

★5月7日（日）、ヘレス戦 モトGPクラスの決勝レースが行われた。

★路面温度は約50度。

★首位ダニ・ペドロサ（ホンダファクトリー）。ポール・トゥ・ウィン。スタートからゴールまで首位を維持。世界選手権3000回目の勝者となった。タイヤ選択は前ハード＆後ミディアム。
ペドロサ選手のコメント。
「本当に厳しいレースでした。ハードタイヤを履いてると、冷静さを保つのが大変で。こっちは速く走りたいのに、信頼感がいまいちのコーナーとかがあるんですよ。ハードだと正確さを求められるし。あと、マルク（マルケス）が近づいてきたもんだから。とにかく、自分のリズムを取り戻し、この特別なトラックで勝てました。」

チームメイトのマルク・マルケスは2位。タイヤ選択は前後輪ともハード。
マルケス選手のコメント。
「常にダニ（ペドロサ）と1秒半のギャップを保つようにして、攻めに出ようと思ってたんです。レース序盤はフロントがいまいちでした。柔らかすぎて、暴れてしまってね。ダニの方がタイヤで上手くやってましたね。操縦がスムーズだったから。最後まで挑んでみたが、ギョッとしてしまうことがあり諦めたんです。でも、ポジティブな結果でしたけどね。」

★3位ホルヘ・ロレンソ（ドゥカティファクトリー）。ドゥカティでの初表彰台。タイヤ選択は前後輪ともミディアム。パルクフェルメでドゥカティ機にキスをしていた。
ロレンソ選手のコメント。
「今回の結果は優勝並みですね。5位〜6位ってとこだろうと思ってたのに、レースペースで速さを出せました。へろへろですよ。マシンがちょっとぴりぴりしてたもんだから。」

チームメイトのアンドレア・ドヴィツィオーゾは5位。

★総合順位は1位ロッシ（62ポイント）、2位ヴィニャーレス（60ポイント）、3位マルケス（58ポイント）、4位ペドロサ（52ポイント）、5位ドヴィツィオーゾ（41ポイント）。

★4位ヨハン・ザルコ（ヤマハテック3、ルーキー）。ヤマハ勢トップ。
チームメイトのジョナス・フォルガーは8位（ルーキー）。

★6位マーヴェリック・ヴィニャーレス（ヤマハファクトリー）。第13コーナーでイアンノーネ選手と接触。

チームメイトのヴァレンティーノ・ロッシは10位。タイヤトラブル。タイヤ選択は前ハード＆後ミディアム。
ヘレスはヤマハ機向きのトラックのはずだった。

★7位ダニーロ・ペトルッチ（ドゥカティ・プラマック、GP17機）。
チームメイトのスコット・レディングは11位（GP16機）。

★9位アレイシ・エスパルガロ（アプリリアファクトリー）。
チームメイトのサム・ロウズは16位（ルーキー）。

★14位ブラッドリー・スミス（KTMファクトリー）。
チームメイトのポル・エスパルガロはレース序盤、12位走行中に第11コーナーでスリップ転倒、リタイヤ（クラッチロー転倒直後に、同じ地点で転倒した）。

★アンドレア・イアンノーネ（スズキファクトリー）は転倒リタイヤ。
チームメイトのタクヤ・ツダは17位（リンス代役、テストライダー）。

★カル・クラッチローは4位走行中に第11コーナーで転倒リタイヤ。

★ジャック・ミラーとアルヴァロ・バウティスタが共に転倒リタイヤ。転倒直後、ミラー選手が激高し、バウティスタ選手を両手で押していたが、その後、チーム・アスパーのボックス内で話し合い、和解。

（2017年05月07日『Gpone』記事参照）
（2017年05月07日『Motorsport.com』記事参照）

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『2017　ヘレス モトGP 決勝リザルト』

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『2017　ヘレス モトGP 総合順位』

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