『マルケス宣言：ムジェッロではペドロサが優勝候補』
★6月2日（金）ムジェッロ戦FP2を、マルク・マルケス（ホンダファクトリー）が14位で終えた。なお、FP総合は13位。
★なお、マルケス選手はFP2でタイムアタック用タイヤを使用していない。
★マルケス選手のコメント。
「今日は特にレースペースの方に集中して、FP1では前後輪ともミディアムで作業していました。たしかにあまり速くはなかったけど、午後にハードタイヤを履いたら多少の前進はあったんですよ。もちろん、リアにソフトタイヤは使いませんでした。それで、後ろの方に下がってしまったんです。明日は一歩前進を目指して行きます。」
【優勝候補は？】
「今のところ、レースペースから推し量るのは難しいですね。うちはタイヤとセッティング関係の作業をしているところなんですよ。その辺からすると、（ダニ）ペドロサがかなり強いことは確実でしょう。日曜日のレースでは優勝候補の1人でしょうね。」
【マルケス選手の方の現状は？】
「改善に向け、けっこうマージンはあります。僕はフロントタイヤの信頼性が命なんですが、固めの新タイヤ（※2016年版カーカス『70番』）が役に立ってくれるでしょう。ただ、その一方で、細かいところを吟味していかなければ。思い通りに限界までのハードブレーキングをかけられたことがないんで。」
【士気は高い…】
「首位とはたったの0.6秒差だし、日曜日のレースに向けての出だしとしては悪くないですよ。」
【ル・マンGPの際、選手らの投票により過半数が2016年版フロントタイヤ『70番（固めカーカス）』を選んでいたが…】
「うちは、あいにくミディアムだとハードの時よりタイヤ右側で苦戦してしまうんです。愚痴ってられませんよね。状況に適応し、作業を進めていくしかないんだから。」
【ムジェッロと言えば、強敵がいるが…】
「ここのドゥカティは最速だから、チャンス到来ですよね。今のところ、ドヴィツィオーゾがロレンソよりも速いようだけど。」
【明日はどうなりそう？】
「金曜日は各選手、タイヤをならしていくから、明日午前のコンディションは良いでしょう。絶対にタイムは削れてくるでしょうね。今のところ、うちは優勝ではなく、表彰台を目指しての戦いをしてますけどね。」
（2017年06月02日『Gpone』記事参照）
ル・マン決勝戦で転倒したマルケス選手…
本人は「不可解な転倒…」と言ってましたが、エンジニア氏の説明では必然のようです…
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【2017 ル・マンGPまとめ その2 ホンダ＆ドゥカティ】［2017年05月31日 発行 Vol. 143］
●ホンダ、マルケス限界でペドロサ主導へ！？
・ペドロサ：レースを左右した第1ラップ
・ペドロサ：ソフトタイヤ選択は追い上げのため
・ペドロサ：予選敗退の理由は？
・ホンダ内ヒエラルキーは変わるのか？
・マルケス不可解な転倒の理由は？
・今年のホンダ機はペドロサの方が合う？
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