MotoGP

ロッシ『身体もマシンも調子を上げていかなければ…』2017ムジェッロGP

『ロッシ:身体もマシンも調子を上げていかなければ…』

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★6月2日(金)ムジェッロ戦FP2を、ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハファクトリー)が12位で終えた。なお、FP総合では14位である。

★ロッシ選手のコメント。

【どんな調子?】
「厳しい一日でした。この暑さのムジェッロは、体調が万全の時だってキツいって言うのに、今回はそうじゃないんですからねぇ。」

【どの辺が問題?】
「午前は加速でかなり苦戦してしまって。ハンドルにしがみついてなければならない時、右腕が痛んでねぇ。こう言う問題が起きるとは思ってなかったから、悪い意味でのサプライズですよ。」

【鎮痛剤は?】
「使ってません。(今朝は)ちょっと肩が痛くて目が覚めたんですが、使わないでやってみたんですよ。FP1の後、モバイル・クリニックのスタッフらと色々とやってみて、軽めの鎮痛剤はもらっておきました。」

【午後の調子は?】
「(午前よりは)良かったです。この辺はポジティブですね。ただ、息をするのが辛くって。あと、5〜6周連続の長い出走がキツいんですよ。」

【心配してる?】
「金曜日はいつだって最難関デーだから。あとは身体が慣れれば、状況も良くなっていくでしょう。」

【問題は体調面だけ?】
「いや、技術的もですね。どちらも改善していければいいんですが。マシンのバランスにはあまり満足してないんですよ。序盤レースの時の感触にかなり似てるんですよね。順位も良いとは言えないし。ただ、16選手のタイム差が0.7秒だってことは考慮しておかないと。」

【ヤマハM1機はまた2016年版の方が2017年版より速かったが…】
「予想していた…とは言わないが、ただ物事には意味があるものだから。去年はヘレス/ル・マン/ムジェッロで、僕もロレンソももっと速かったから、2016年版が速くても驚くようなことではないんですよ。そのうえ、ザルコはタイヤにストレスをかけずに走れるから、彼もフォルガーも(明日も明後日も)速く走り続けるでしょう。」

【今回の目標?】
「一歩ずつ考えて行きますよ。特に明日の朝はトップ10内に入らないとね。じゃないと、何かと厄介になってくるから。レースについては、また明日の夜にでも話しましょう。今は技術的にも体調的にも、どれだけ調子を上げていけるか何とも言えないんで。」

【他に懸念事項は?】
「タイヤですね。各マシン、別のタイヤを使っていて、ピッタリのやつを選び出せるかどうかが重要でしょう。新フロントタイヤ(70番)は気に入ってますよ。それほど大きな違いはないけれど、かなり安定感が保証されるんですよ。」

(2017年06月06日『Gpone』記事参照)


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