『マルケス：転倒はレースよりFPでした方が良い』
★6月11日（日）バルセロナGP決勝戦で、マルク・マルケス（ホンダファクトリー）が2位を獲得した。
★マルケス選手のコメント。
「今週末は何度も転倒してしまって。一瞬、もう家に帰ってしまおうかって思いました（冗）。
でも、チームが寄り添ってくれてたから。『お前はマルク・マルケスなんだ』って思い出させてくれながら、適切なサポートをしてくれるんです。それで、何が起きたかとか、そう言うことは考えなくなっていきました。」
【レースは全力投球だった…】
「昨日の夜は、ちょっと寝つけなかったんですよ。昨日や今朝、転倒していなかったら、レースでやっちゃってたんじゃないんでしょうかねぇ。目標は1つだけ…アグレッシブかつコンスタントに速く走ることでした。バルセロナはホームレースだし、適当なことなんかできませんから。本当に本当に優勝したかったし、ここで挑まなかったら、僕じゃないでしょ。」
【終盤、ドヴィツィオーゾ選手との一騎打ちがあるものと思っていたが…】
「レース前は、ダニ（ペドロサ）の前でゴールしようって思ってました。ダニが優勝候補だと思ってたんで。ところが、ドヴィツィオーゾのドゥカティ機がダニを抜いて行くのが目に入ったんで、喰いついて行くことにしたんです。3周、頑張ってみたけれど、もうどうにもできませんでした。あそこでリスクを犯してたら、多分、完走できなかったでしょうね。」
【スタート直後、ペトルッチ選手に接触されていたが…】
「あれはけっこう恐かったですねぇ。斜めにスタートして、ぶつかって来たんですから。さいわい、大事には至らなかったけど。慌てず、レースを始めることができました。」
【優勝はマルケス選手は叶わなかったが、弟アレックス選手が果たしていたが…】
「今日は弟の方が上手かったし、戦闘力も高かったですね。今回の優勝は重要ですよ。僕と同じく、ポイントを挽回してましたから。」
（2017年06月11日『Gpone』記事参照）
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いつもは寝付きの良いマルケス選手も、さすがに不安だったんですねぇ…
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